ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル8月号感想④令和版 住宅取得の10ヵ条
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
日本FP協会より届くFPジャーナル8月号についての感想続きです。
今号の特集は「FPと考える・いまどき・後悔しない 令和版 住宅取得の10ヵ条」です。
Part2「令和版 住宅取得 10ヵ条」について何回かに分けて感想を書いていきます。
第5条 教育費や老後資金も考慮して借入金額を決める
先日も書いたように、借りられる金額と借りる金額は別物です。
金融機関が提示するローン上限ぎりぎりまで借りてしまうと、他のことに使う余裕がなくなってしまう可能性があります。
逆に給与は、以前のように勤続年数が多くなれば自動的に上がっていくというものではなくなってきています。
私の勤務先もペースアップというものはなく、個人の目標に対する達成度で年収が決まる仕組みです。
そのため、将来給与が上がっていく分で住宅以外の備えを行うという考え方が難しくなっています。
やはり、今の状況をベースにライフプランを考え、状況が変わったら見直す、ということを繰り返すしかなさそうです。
教育費や老後資金も見込んだ計画を立てていきましょう。
第6条 金融機関は「団信」とセットで検討する
一言で団信(団体信用生命保険)と言っても、死亡保証のみのもの、疾病保障付きのもの、所得保障的な債務返済支援機能のあるものと選択肢が増えてきました。
金融機関によって取り扱いの保険が異なるので、既加入の生命保険と考え合わせてどんな保障が必要かを洗い出すとよいでしょう。
とはいえ、保険会社の異なる商品を見比べるのは慣れていないと難しいかもしれませんので、ぜひFPを頼っていただきたいと思います。
不動産会社だけでなく、FPも自社の商品しか勧めないかもしれませんが、そういった不安がある方はぜひセカンドオピニオンをとってみてください。
費用がかかるのでなかなか皆さん実行はされないですが、今後の何千万円という出費を効果的にするための費用と考えたら、決して無駄なお金ではないと思います。
明日に続きます。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。