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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル3月号感想④】 資産形成で失敗しないための9つのステップ④
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
日本FP協会より届くFPジャーナル3月号についての感想です。
今号の特集は「FPだからできるライフプランに基づく投資アプローチ」です。
第3部の「リスクを抑えて適切なリターンを目指す! 資産形成のステップ9」について感想を書いていきます。
Step1 ヒアリング
資産全体の状況の確認と言うことですが、これが結構難しいという方も案外多いような気がします。
金融資産の情報をまとめておくのは危険とされた時代もありますが、今はスマートフォンにほとんどの情報は集約されていますよね。
防犯や紛失に気をつけて、情報はまとめておく方がよいのではないでしょうか。
私はポケットファイルとエンディングノートにまとめています。
Step2 現状分析
キャッシュフロー表を作ってみるとおもしろいですよね。
記事中の相談者は90歳時点で2000万円超の残高があり羨ましいです。
この残高はFP向け冊子でリアルな額を取り上げているということなのでしょうか?書店で販売されている雑誌の記事だったら現実味がない、といわれてしまいそうな気がします。
Step3 投資方針の策定
リスクの理解について記載されているパートですが、ここでのリスクは「ぶれ、ばらつき」の意味です。
「恐れ」という意味のリスクと紛らわしいのはなんとかならないものかと考えています。
「運用がうまくいった場合の成果」より「最悪どこまで下がる可能性があるか」を考えること、投資初心者は「経済的リスク許容度」だけではなくむしろ「精神的リスク許容度」を重視すべきといった記載が興味深かったです。
Step4 投資する資産の範囲を決定
自分のリスク許容度を鑑み、リスク資産と安全資産の割合を決めましょうとのことでした。
このステップはなかなか自分ひとりでは決めるのが難しいと感じました。
Step5 アセットアロケーション(資産配分)提案
おなじみ長期・積立・分散投資ですね。
全世界株価指数に連動するインデックスファンド1本での運用を推奨とのことですが、基本的には賛成です。
世界全体をみないと経済成長は見込めないからです。
私自身は勉強のためもあり、さまざまなファンドを組み合わせて持っていますが、リバランスを考える必要があったりそれなりにメインテナンスも手間となりますから。
残り4ステップの感想はまた明日。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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