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あなたにこれだけは伝えたい
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
誰かに何かを伝えたいという気持ちは、どのようなときに起こるのでしょうか。
最近なんだかもやもやすること
私は営業部門の研修を企画・実施する部署に所属しています。
営業担当者がお客さまに話すスクリプト作成は、同部署内で行なっています。
今、会社の戦略をお客さまに届けるという大きな動きがあるのですが、コレジャナイ感があってもやもやしています。
戦略というのが観念的なものだからなのか、ビッグワードだらけになっていてまったくピンとこないのです。
これをそのまま担当者にお客さまへ向けて話せと言っても厳しいな…というのが私の率直な感想です。
そこで理由を考えてみました。
まず、「お客さまに伝えなきゃ!」という熱を感じるプロモーションになっていないことが挙げられると思うのです。
伝えたいと思う熱を起こすしくみ
大きな話ほどそのままでは他人事になってしまい「言っていることは正しいと思うけど、自分には関係ないかな」となってしまいがちです。
大きい観念的な話は、そのままではなく一度誰かの物語を経由するなどの咀嚼が必要なのではないかと思うのです。
一般化して例えるとしたら「私はこんな風に苦境に立ちましたが〇〇のおかげで苦境を脱しました」というような話です。
陳腐と感じられるかもしれませんが、人の気持ちとは案外単純なきっかけで動いてしまうのではないでしょうか。
特にムーブメントを起こそうとするときは単純なしくみの方がいいように思われます。
伝える人に伝えたいと感じてもらわなければ
まずは伝える人(今回は営業担当者)に「この情報はお客さまに伝えなきゃ!」と思ってもらうプロモーションをしかける必要がありそうです。
会社全体の動きとしてはコレジャナイものがスタートしようとしているので、研修の中身でなんとかそのしくみを作らなければならない気がします。
「伝えるべき戦略」を誰かの物語を通じて営業担当者に伝える
↓
営業担当者は「伝えるべき戦略」を誰かの物語に自分が身近な人の例を挙げてお客さまに伝える
こんな流れでしょうか。
自分のことを話したいし聞いてほしい
「伝えるべき戦略」が自分とどう関係しているのかをつい考えてしまうようなプロモーションにしたいですね。
だって、人間は自分のことを語るのが大好きですから。
自分との結びつきが見えたら、自然に話したくなって広まっていくのではないでしょうか。
少なくとも、今のコレジャナイ論説を語れと言われるより営業担当者はやりやすいのではないかと思います。
難しいけれど上申してみよう…
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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