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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル1月号感想④】FPができる「心」と「お金」のサポート④
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
日本FP協会より届くFPジャーナル1月号についての感想続きです。
今号の特集は「治療の長期化、高額化が進む“がん” 患者と家族に向き合うために FPができる『心』と『お金』のサポート」です。
第2部の「相談現場でのスキルを磨く 患者の不安を軽減し、お金の問題を解決するためにFPができること」について、何回かに分けて感想を書いていきます。
Advice1 がんにかかる費用を聞かれたときは「かかる費用」と「かける費用」を分けて説明
がんに罹患し発生する費用は、以下の3つと記載されています。
病院に支払う医療費
病院に支払うその他の費用
病院以外に支払うその他の費用
このうち、1は「かかる費用」で2と3は「かける費用」なんだそうです。
1については高額療養費制度が使えるため、自己負担額の上限もあらかじめ把握しやすいと思います。
2のうち、特に先進医療については、がんに限った話ではないので、私は準備をすべきと考えます。
私が医療保険に入っているのは先進医療の特約をつけたいから、ということは以前も書いたことがありますよね。
治療法があるのに、費用がネックで受けないという選択をするというのは、現実的には難しいのではないかと思うのです。
本人も藁をも縋る気持ちになるでしょうし、家族はそれ以上なのではないでしょうか。
諦めさせてしまったと思うと家族は一生後悔しそうだし、無理な金策をさせたくもありません。
確率は高くないが、なってしまったら多額が必要な事柄に保険をかけるべきと思うので、私の生命保険的イチオシは先進医療特約なのです。
Advice2 健康保険のきく治療ときかない治療、がん保険における最新の知識も必要
先進医療は対象となる技術が結構変わります。保険診療へと変更されるものが多いからだと聞いたことがあります。
知識をアップデートしていないと、間違ったことを伝えてしまうかもしれませんし、納得していただけるアドバイスにならないのですね。
医療が高度化するのに比例して、制度も付け足し付け足しで複雑になっている気がします。
一般の方はなかなかその複雑ない制度を解明しようとはしないでしょうし、がん罹患という心のダメージが大きいときなら尚更です。
FPが相談者に最新情報をお届けするのも、大事な職務であることがわかりました。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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