【ねんきん定期便】1年前と比べてみた
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
3月が誕生月なので「ねんきん定期便」が届きました。このようなお知らせは前年度分と見比べてみるのが大事だと思っています。
早速見ていきましょう。
1.これまでの保険料納付額
ここ数年標準報酬月額が変わっていないため、納付額の変動要素はボーナスのみとなっております。
改めて計算するとそんなに払っているのか…とため息がでますね。年金受給が見えてきている私たちの年代でもそうなのですから、若くて年金制度に不安を感じている方は憤りを覚えるのも無理はありません。
でも、障害年金のことを考えると、年金未払いは絶対に避けるべきです。
娘にはそのときどきで、学生納付特例制度や保険料納付猶予の手続きをするように促しました。今は就職したので学生時代の納付猶予分から1か月分ずつ追納しています。(がんばれ!)
2.これまでの年金加入期間
などと偉そうなことを言っているのですが、私にも国民年金の未納期間があります。
実は借金で一番大変だった時は厚生年金に入っていたので大丈夫なのですが、それ以前の大学附属研究所で仕事をしていた時期が全くの無保険でした。
何もなかったからよかったものの、今考えると本当に無謀です。
以前10年前分までさかのぼって未納分が追納できる納付可能期間延長が行われたときに払える分は全部払いましたが、結局時効になってしまった期間が10ヵ月分ありました。
さらに、就職するまでの3年間は国民年金保険料を払っていないので(私が学生の頃は任意加入だったのです)、ここから先すべて支払ったとしても46ヵ月分マイナスとなります。
60歳以降65歳まで任意で国民年金に加入することはできますが、会社勤めの人は対象外です。今の会社は定年年齢を65歳に引き上げる計画なので私は老齢基礎年金を満額もらうことはできないのです。
老齢厚生年金を少しでも増やすべくがんばろうと思います。
3.老齢年金の種類と見込額(年額)(現在の加入条件が60歳まで継続すると仮定して見込額を計算しています)
今年の定期便単独では特に感じなかったのですが、昨年分と見比べてみると見込額が120万円くらいアップしています。
標準報酬月額があがった訳でもないのに変だな?と思いましたが、よく読むと表外の注として下記記載がありました。
※一般厚生年金期間の報酬比例部分には、厚生年金基金の代行部分を含んでいます。
昨年までの定期便では代行部分が表示されていなかったので、今年からの見込額は現実に近づいたようです。ここはとても分かりづらい部分だったので改善されてよかったです。
ちなみに、なぜ私が今年の定期便の額に違和感がなかったかというと、2月くらいからねんきんネットで試算を見て年額を覚えていたからでしたw
ねんきんネットは「1年繰り上げ受給をしたら」「5年基礎年金だけ繰り下げたら」など、いくつかの試算を保存しておくことができ、さらに損益分岐点が何歳になるかもグラフでわかるので、お勧めです。
とはいえ郵便物で届くと、娘に「年金はいくらくらいになる見込みで足りない費用はこのように捻出する予定」などど伝えることができるので、それも大切なことだと感じます。
皆さまも「ねんきん定期便」をよく見てみてくださいね。よくわからないという方はご質問いただけると嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。