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まず、道を通そう【アジャイルな研修カリキュラム開発】

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

もともとはIT系のワードである「アジャイル」がその他の業務でも言われるようになってきて今や我が社でも大流行りな訳ですが、ちょっと考えさせられる事例が2例ありました。

1.他部署から、工数を考慮せずに「都度修正していきましょう」と言われてしまった件

他部署が変更したちょっとした角度が、我々の場所に届くまでにかなり大きな面積になっているようなもので、土台が変わるとかなり時間が取られる修正になってしまうのです。

発言した他部署の方に他意がある訳ではないのがわかっているだけに、協働するときは注意しないといけないなと感じました。

ただ、私は違和感を感じながらも他部署の方の発言をそのまま流してしまうところだったのですが、同じグループの方がきちんと違和感を表明して、意見交換のきっかけを作ってくださったのがありがたかったです。

会議の際に遺恨を残さないためにどう振る舞うかという点でも勉強になったできごとでした。

2.修正が必要なのがわかっているのに進めなくてはならない件

1のケースとは逆で我々が土台を考える部署なのですが、準備の時間をあまりもらえずにとりあえず進めましょうとなってしまいました。

「そのまま進めても無駄になる部分が多いと思う」と伝えましたが、大人の事情で進めざるを得ない面もあり、正直費用も時間ももったいないなと思っています。

意見の擦り合わせがきちんとできていないよう感じています。部署ごとに少しずつやろうとしていることがずれているのを感じます。

結果どうなるのか少し心配ではありますが、こちらは懸念を始めから表明しているのだし、研修を実施するのも我々なので押し切られることはないだろうと信じ、やるべきことをやっていこうと考えているところです。

3.私たちはどうすべきか

準備に準備を重ねても始められないという状況より、少しずつでも進む今のアジャイル主義の方がいいと、個人的には思っています。

でもあまりに準備不足では手戻りが多く効率が悪くなってしまいます。

大事なのはまず道を通すこと。
道を整備するのは後からでもいい。
ただ、ルートは見直す必要がないように十分検討しよう。

ありがたいことに、今の私には意見を聞いてもらえる人がいて、話し合える環境もあります。
大事なのは受講者とその先にいるお客さまであることを忘れずに、よりよい学びのため、考えて試して実行していきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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