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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル7月号感想①ファナンシャル・ウェルビーイングで目指す人的資本の向上
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
日本FP協会より届くFPジャーナル7月号についての感想です。
今号の特集は「FPも人的資本経営の伴走者に!ファナンシャル・ウェルビーイングで目指す人的資本の向上」です。
第1部「人的資本経営のいま」のPart1:「『人的資本経営』の理念とは?人材版伊藤レポートが示す企業と個人の未来」のについて感想を書きます。
人材版伊藤レポートとは
人材版伊藤レポートとは2020年9月に経済産業省が発表した「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究開発 報告書」です。
人材を資源、つまり「コスト」として使えばなくなるものとして捉えていたものから、積極的に投資をしていく資本と考えるというものです。
ファナンシャル・ウェルビーイング
私は金融会社に勤めており研修を行う部署にいるので、自然金融リテラシーも身につく状況におります。
しかし、そうでない方は教育が与えられないと金融知識を身につける機会がないでしょう。
知識を身につけ、それが実行されている状況があってはじめて、金融的に満たされるのだと思います。
5つの指標
「日経統合ウェルビーイング調査」の5つの指標は以下となります。
組織風土
キャリア自律
健康安全
社会関係
経済自立
このうち「経済自立」の中に以下が含まれます。
収入への不安のなさ
納得感のある経済的報酬
財務的自由度
金融リテラシー
福利厚生
知識を持って、それを行使できるようになって、というのがまず自分で得られる力だと思うのです。
他は属している会社とか仕事とかによる部分が多いでしょうから、自分によって変えられることが少ないかもしれません。
健康経営
健康経営につながる点が多いのかなと感じました。
健康経営は経営者が取り入れるものですが、健康経営的観点は個人でも持ち得ると思いますし、それを知っているとファナンシャル・ウェルビーイングにつながるのではないかと思いました。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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