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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル3月号感想②】 資産形成で失敗しないための9つのステップ②

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル3月号についての感想です。

今号の特集は「FPだからできるライフプランに基づく投資アプローチ」です。
第2部の「FP4名に聞いた!私の資産形成アドバイスのポイント」について2回に分けて感想を書いていきます。

「始める」までを“実行支援”

何かを始める、ということが大変だというのは、娘を見ていると実感します。

実は私は何かを始めることに、怖いよりワクワク感が優って楽しんでしまうタイプなので、あまり面倒とも思わずに飛び込んでしまいがちなのです。
しかし、初めてとは怖いものだと感じている方は決して少なくないのですね。

娘は特性上ルーティンを好むこともあって、昔は本当にいつもと違うことをやりませんでした。
そのため娘と一緒にやってみた経験は、多めだったと思います。

同様に「始める」のを見守ってくれれば始められるという人は、結構多いのではないでしょうか。
最後に背中を押してもらえれば踏み出せるのに…そんな方の背中は押して回りたいですね。

運用開始前の“面倒くさい”の解消

前項が主に勇気がないという問題だったのに対して、こちらは面倒の問題です。

初めてのことをやるのは、面倒さがわからないという面倒さがありますよね。
そういう意味では、次に何があるのか教えてもらいながら伴走してもらえるのはとても心強いことでしょう。

長期・積立・分散投資は、ほったらかし投資と呼ぶ人がいるくらい手間がかからない投資法ですが、それでも約半数の方は投資をしたことがないのですから、この面倒と感じさせてしまうハードルはとても高いのですね。

最後までやり通すためには、一連の手続きの全体をまず見せ、その後、今はどの位置にいるのかを伝えるのがよいのではないでしょうか。

これは最近私が会社で取り組んでいる研修の考え方でもあります。
これまでの研修はどうしてもイベント的で、業務とは切り離されてしまっていました。

そうではなく日々の業務のなかに学びはあるのだというように建て付けを変更しています。
そこで重要なのは全体像を最初に見せることだと思うのです。

投資のための手続きも、あとどのくらい残っているかがわかればただ面倒と思うのから一歩踏み出せるのではないかと思いました。

コーチング的なサポートですね。

投資は長く続けるもの、最終的に自分で判断できるようになるためにも、最初期にこういったサポートが受けられるのはよいなと感じました。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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nico
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