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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル3月号感想⑤】 資産形成で失敗しないための9つのステップ⑤
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
日本FP協会より届くFPジャーナル3月号についての感想です。
今号の特集は「FPだからできるライフプランに基づく投資アプローチ」です。
第3部の「リスクを抑えて適切なリターンを目指す! 資産形成のステップ9」についての感想続きです。
Step6 アセットアロケーション(資産配置)提案
ぶっちゃけ、つみたてNISAとiDeCoどうするの?という話ですね。
私は基本的に、40歳代くらいまでの方はつみたてNISAをメインに、余裕があればiDeCoも。というふうに考えています。
そのくらいの年齢までは、住宅、教育、介護などなどどのようにお金が必要になるかわからないため、ある程度の流動性はあった方がよいと思うからです。
そうなると原則として60歳まで引き出しができないiDeCoは適さないことになります。
また、iDeCoのメリットは掛金が全額「小規模企業共済等掛金控除」されることにもありますが、若いうちは所得税がそれほど高くなく控除しきれないケースがあるからです。
また、企業型DCでマッチング拠出をめいっぱいやっている人もiDeCoは使えません。(私はこのパターンです)
一方、既に貯蓄はできていて臨時費は賄えるので、とにかくゆとりある老後に備えたいんだ!といったニーズもあると思います。
相談者が自分の勤め先の制度をよく知らない場合もありますから、いかにヒアリングするか、調べてきていただくかが大切ですね。
Step7 投資商品の選択
記事では投資する商品、つまりファンドを決めてからその商品を取り扱っている金融機関を選ぶという手順を紹介しています。
これは本来的ですが、一般の方にはなかなか難しいやり方ではないでしょうか。
ネット証券会社を選び、その取り扱い商品のなかから選択するという方法でもまったく問題ないと思います。
Step8 実行サポート
証券会社の口座を申し込むことも今はネットでほぼ完結しますが、エラー表示が出ると慌ててしまうのは誰しもある経験してですよね。
私も娘の申し込みの際はつきっきりで確認しながら進めました。
また、口座開設ができても肝心なファンドの申し込みができていなかったという話も聞いたことがあります。
慣れている人にとってはなんでもないことでも、初めての人にはサポーターがいることはとても心強いのだと思いました。
Step9 アフターケア
キャッシュフロー表もそうですが、一度作ったら終わりというものではありません。
節目ごとに見直しが必要です。
投資もどう引き出してお金を使うかというのが肝要なのに、ただただ貯めるだけで遣うのが怖くなってしまうというような話も聞きます。
必要なときに見直せる、連絡してもらえる関係性を築くことが大事ですね。
老後の取り崩し方法については、私も気になっているところです。こちらの記事でも「定期売却サービス」が紹介されています。
9ステップのアドバイス、自分にとっても具体的でとても参考になるものでした。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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