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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル2月号感想⑤】早めに取り組む相続準備⑤

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル2月号についての感想続きです。

今号の特集は「相続登記、生前贈与……ルール変更に対応必須 早めに取り組む相続準備」です。
Part2の「FPができる これからの相続設計アドバイス」について感想続きです。

2.孫への教育資金一括贈与

医学部進学希望の孫ともう1人の孫に不公正にならないよう教育資金を贈与していきたいというのが相談者の希望です。

いくらまで贈与できるか確認する

キャッシュフロー表を作成して、自分の老後に影響がない範囲をまず確認します。

記事中に「CF(キャッシュフロー)表で100歳まで安心というのを確認して、逆算して○○円贈与できます、と言えるのは、FPならではのアドバイスです」とあり、そうなのか…と思いました。

まあ、一般の人はCF表を作らないのかー。

CF表の作り方ってネットにも落ちていると思うのですが、ほとんどの方はやらないですものね。

手続きをする

あとは金融機関で教育資金贈与の口座を開設し、実行します。

3.スムーズな相続のための不動産の整理

借地に建っている実家と市民農園として貸している土地の整理をしたいという相談です。

不動産の対策には時間がかかる、というのは確かだと感じます。

実家の対策は、親が判断できなくなると本当に進めるのが困難になるということでしょう。

底地権の購入と市民農園の土地の売却

とにかく早めに準備し、よきタイミングで売買できるようにする、というのに尽きるのだと思います。

コラム「相続登記をしないと…」

相談者の夫宛に、相続登記をしていなかった祖父名義の土地が地籍調査対象になったと書面が届いたとのコラムが掲載されています。

私も父の実家のある自治体から同様な書面を受け取りました。

記事中も夫の父が相続放棄していたとのことでしたし、私も相続放棄しております。

コラムの結びは「もしも今、相続登記をする場合は21人分の押印が必要となるところだった」でした。

ひゃー怖い。
私の場合は親類もかなり故人となっていますが、従兄弟たちの半分に子どもがいないので倍々にはなっていません。
しかし、日頃付き合いが少なく、遠方に住んでいる親類から押印をもらうために手紙等のやり取りをすることを思うと気が重くなります。

やはりすべきことは早めに手を打っておくことが大事ですね。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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