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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル12月号感想④】講師力と講師ビジネス④

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル12月号についての感想続きです。

今号の特集は「シナジーで収益力もアップ!講師力と講師ビジネス」です。
Part2の「セミナー・話し方のプロが語る! 『講師力』の磨き方」の続きについて感想を書いていきます。

Part2-3 事前準備がキモ!シナリオ&資料作成のコツ

セミナー台本の基本

記事では以下の5部構成を紹介しています。

  1. 自己紹介

  2. 本日のゴール

  3. 問題提起

  4. ノウハウ

  5. まとめ・質疑応答

「本日のゴール」を最初に提示しているのはとてもよいですね。
これは言わば、受講者との約束なのです。

ただ、その後の「問題提起」で「何が課題なのか『自分ごと』として考えてもらう」で例として挙げられている、伝える、見せる、紹介する、代弁する、では正直弱いと思います。

時間を確保して、本当に受講者自身に考えてもらう必要があります。

セミナーでは考えた結果を一人ひとり受講者に答えてもらうのは難しいかもしれませんが、オンラインでアンケートURLをチャットに流し回答してもらうことならできそうです。
対面でもsli.doなどのログイン不要なアプリで、答えられる環境を準備しましょう。

いかに受講者にアクションをとってもらうか

セミナーを、受講者が聞くだけの受動的なものから受講者が考える、書くなどの能動的なものにするのは、講師のデザイン次第です。

実際のところ、講師が話すだけの構成より時間はかかりますが、満足度も実際にやってみる率もアップします。

やらない人がいるのも想定内として、何かをやってもらうことを組み込むのを強くお勧めします。

実行に移すには「できそう」という自己効力感が必要

「自分に関連してるなあ」→「役に立ちそうだなあ」→「自分にもできそうだなあ」という段階を経て「やってみようかな?」という気持ちが起こると言われています。

あなたのノウハウは、知識がない人が聞いて「自分にもできそう」と思わせるくらい噛み砕かれているでしょうか。

言ってるのにやってくれないのは言い方が悪いのだ

自分の研修について自嘲してるんですけどね。

最近、本気でそう思うようになってきました。
わからない、やる気を削ぐ、やらない言い訳ができる…
やらない理由はいくらでも出てきます。

だからこそ、その言い訳をできないようにする設計が必要なんだろうなというのが、最近の私の考えです。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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