ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル11月号感想③社会課題に向き合うFP③
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
日本FP協会より届くFPジャーナル11月号についての感想です。
なるべく早く追いつけるようがんばります
今号の特集は「取り組むためのガイダンスつき 社会課題に向き合うFP」です。
Part2「『ゼロからスタート!』担い手になるためのガイダンス」について感想を書いていきます。
障害者
私の娘は大人になってから発達障害の診断を受けました。
特性として認識するまでは時間やお金の管理が難しく、対応が大変でした。
娘は役所などから届く書類について「何かよくわからないものが来た、怖い」と感じていたそうです。
そして、見て見ぬふりをしているうちに本当に自分のなかから消滅してしまうのだと話してくれたことがあります。
自分が死んだ後、人と関われるようになってもらうことが大事だと考え、以下のことを実行しました。
役所関係の郵便物は一緒に開封する
何のための書類かを説明し、手続きの手順のメモを取ってもらう
手続きに行ってわからなかったらどうするか(役所であれば総合案内に相談する、など)も伝え、手続きさせる
娘は病院は1人で通えており、窓口での交渉も自分でできたので上記の対応で慣れていくことができましたが、最初は一緒に手続きに行くほうがよいケースもあると思います。
FP自身が一緒に行動する、というよりは適切なサポートが受けられるようにつなぐのが大切なのではないでしょうか。
FP業務に関するところでは、投資について「話をして、背中を押してくれてありがとう」と言われています。
生活困窮者
こちらは私自身が当事者でした。
ただ、今は当時なかった「生活困窮者自立支援制度」というワンストップ型の相談窓口ができています。
これはどこへ相談すればいいかわからない、という悩みにはよい方法だと思いますが、制度名に怯んで「そこまでではないし…」と相談を諦めてしまう人がいるのではないかという点が心配になります。
その手前にFPが身近な相談相手として存在できるといいなと感じました。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。