見出し画像

なぜこんなに執着されるのか?愛されてるって感じないしならない【ココロノマルシェご回答】

こんにちは!
自称・社会不適合者のための、生きやすさ創造カウンセラー
響心(にこ)です。

今回は「ココロノマルシェ」のご相談に回答します。

※ココロノマルシェとは?
無料のオンラインお悩み相談プラットフォームです。
根本裕幸師匠の「お弟子さん制度」を卒業した
実力派カウンセラーたちが、あなたのご相談にお答えします!


ご相談内容

“私には付き合っていた彼氏がいて
現在地出会って7年以上が経ちました。
当時はこちらは会いたいと言っても会えるのが月1回あるかどうかで常に仕事を優先している状態。

とにかく不満で付き合っている意味を持てず別れたいと私が言い、よく喧嘩になっていました。

その後、彼から暴力を振るわれ警察に通報。
それから暴力をされることもなくなりましたが
大切にされてると全く思えず心が壊れてしまい
自分を守るために怒り狂ってました。

彼からは受け止める
どうしても別れたくない、別れる気は無い、
もうしないから。と謝られました。

私は一生許す気は無いと伝えましたし
警察に注意してもらっても伝わらない。
とにかく好きだからと言ってました。

まるで私の母なんです。
母も暴力を振るう人でした。

その間引越しもしましたし、家の鍵を変えたり、連絡先もブロックしたんですが
しつこく探される。
(かつて15で家出した時も興信所を使って母に探された経験があり)

ここまで来ると何もかもめんどくさくなり、
関係性は続いている感じです。

母に関してはカウンセリングの効果もあったのか癒されて既に忘却している感じもあるのですが
(近所のおばさんといった感覚です。)
彼とのことは3年経った今でも時折フラッシュバックのように許せない、怒りの気持ちが出てきます。

いくら好きだのなんだの言われても
連絡がマメになっても会う回数が増えても、褒められても全て補償行為にしか思えず

「自分のためにやってるだけじゃん」
「あなたが愛してるのは自分でしょ?」としか思えず不信感しかありませんし

両親もお金を送ってきたり食べ物など仕送りが来ますが
「どうせ老後の面倒見てほしいからでしょ」

と愛情に感じられないのです。

何度もお恨み帳を書いて自分の気持ちに寄り添ってきたけど傷つくことが根本的に怖く
人と深く付き合えなくなりました。
わたしが愛を差し出した時には拒絶して
自分の都合のいい時しか受け取らないし

こちらが傷ついててもお構い無し。

どれだけされても
「過去は戻ってこないしな」
「暴力を受けたのは事実だしな」なんですよね。

大事な人だからとか言われても
「じゃあなんでそんな事したの?」ってなります。

そしていつまでもこの状況を抜け出さない私も
自分の幸せを諦めているのかな?と思ったり
どうやったらひとを信頼できるのか、心を開くことができるのか、痛みが強くて無意識に拒否反応してしまうし、とにかく怖い。
このまま愛されてると感じれないのではないか?と不安です。

なぜこんなに執着されるのか?愛されてるって感じないしならない
(Yさんのご相談)|ココロノマルシェ

響心の回答

Yさん、はじめまして!
自称・社会不適合者のための、生きやすさ創造カウンセラーの
響心(にこ)と申します。

彼から、そして過去にはお母さまから暴力を受けていたとのこと。
ご相談を見る限り、現在は落ち着いて暮らしておられるものと思いますが、
今後もまずは、ご自分の身の安全の確保を
最優先にしていただきたいと思います。

その上で、Yさんの気持ちが少しでも穏やかになるよう
回答を書かせていただきました。
参考になるところがあればうれしいです。


現在地出会って7年以上が経ちました。

彼とのことは3年経った今でも時折フラッシュバックのように許せない、怒りの気持ちが出てきます。

ここまで来ると何もかもめんどくさくなり、
関係性は続いている感じです。

彼からの暴力が3年前にあり、
別れたいけれどめんどくさいので関係性が続いている
という解釈でOKでしょうか?

ご相談文の中で、
お母さんの暴力と彼の暴力の記述に境界がないように見えて、
Yさんの中で二つの出来事はリンクしているんだろうと感じました。
同じパターンを繰り返しているのですね。

そして、

何度もお恨み帳を書いて自分の気持ちに寄り添ってきたけど傷つくことが根本的に怖く
人と深く付き合えなくなりました。

このように、お恨み帳を通して恐怖心に気づかれたとのこと。

暴力など、強烈な経験を通して
人に対して不信感や恐怖心を抱えるのは
ごく自然な心の動きかと思います。ただ、

いつまでもこの状況を抜け出さない私も
自分の幸せを諦めているのかな?と思ったり
どうやったらひとを信頼できるのか、心を開くことができるのか、痛みが強くて無意識に拒否反応してしまうし、とにかく怖い。
このまま愛されてると感じれないのではないか?と不安です。

上記のようにご相談されているのは、ご自分が
人を信頼できる
心を開くことができる
愛されていることを感じられる
という可能性も感じてのことだと思います。
(自覚しているか否かは別として。)

根本的な恐怖に対峙することができるのは
苦しいけれど、ご本人だけです。
引き続き、お恨み帳やカウンセリングを使いながら
寄り添い続けて、幸せになっていただきたいです。


私からのご提案として、Yさんにとって
彼との関係性を続けるメリットがあるとしたら、それは何か?
を考えてみていただきたいです。
関係を切らないことでYさんが得ているものって、
何かないでしょうか?

強く執着している相手を切ることは、
こちらにも大きな決意やエネルギーが必要になります。
それだけの労力を費やすメリットが
今のYさんにはないということ。

傷つける彼と一緒にいるメリットなんて
ないと思われるかもしれませんが、
自分の労力を費やさなくて良い、というのは
ひとつ大きなメリットと言えるかもしれません。
ご相談文中にも「めんどくさい」とありましたしね。

関係性を続けることで、相手を傷つけなくて済む
というのもメリットのひとつです。
ここから、Yさんのどのような思いが見えるでしょうか?

このように、代わりに何を得ているのか?を考えると
状況を抜け出すヒントが得られるかもしれません。
いくつか探してみてくださいね。

そして、メリットに気づいたら
その上で自分はどうしたいのか?を考えてみることです。

現在は、彼の思いに流されてしまっている状況とも言えます。
そのメリットを享受している状況のままで良いのか、
それとも変わりたいのか。
判断するのは、彼でもお母さまでもなく、Yさんご自身です。
Yさんがご自身のお気持ちに気づき、
どうしたいかを大事にするきっかけになればと思います。


気になったのは、以下の記述です。

どれだけされても「過去は戻ってこないしな」
「暴力を受けたのは事実だしな」
なんですよね。

暴力を受けた過去は変えられないとわかっていながらも
無意識で過去に囚われているんですね。
また同じことを繰り返してしまうのではないか?
という恐怖心が強いのだろうと思います。

なので、私のカウンセリングにお越しいただいたら、
過去を過去として消化して、先に進んでいけるような
アプローチをしていきたいです。


私・響心(にこ)のモニターさま募集情報はこちらから↓↓

いいなと思ったら応援しよう!

響心(にこ)
受け取り下手な私は「与える」「受け取る」が今年の課題です。 「おまえにチップ与えてやってもいいぜ」という方がいたら、受け取る練習をさせていただけたらうれしいです、、! より良い記事やカウンセリングを提供することで還元できたらと思っています。