自己紹介
「自己紹介お願いします」と言われて気の利いたことが言えたことがありません。自分という人物を知ってもらえるよう、何かエピソードを言おうと思うのですが、何かしっくりきません。
「趣味は絵を描くことです」と言おう思った瞬間、”いやでも、絵は2か月前に始めたばかりだし、しかも描きあがったものは一つしかないじゃん。それって趣味って言えるほどのものでもないよね”と自分の中に声が湧き上がってきます。
「ユーチューブを見ることが好きです」って言おうかと思うと、”どんなユーチューブを見るのか聞かれたらどうしよう。つまみぐいであれこれ見てて、特に何ってことないんだよな。これ言わない方がいいな”ってな具合で、結局何を言ったらいいのか分からなくなり、名前とか所属とか、誰が見てもわかる事実だけを言うことになります。
会社で新人研修を担当していて、研修メニューを考えていますが、改めて思うのは、新人さんは大変だということです。何度も自己紹介をすることになりますものね。でも現金なもので、名前と所属しか言わない自己紹介を聞くと「面白くないなー」と思ってしまうのです!自分は言えないくせに、人の自己紹介にケチつけるこの心理って何なのでしょう(笑)
”自分の中には好きなことも嫌いなこともたくさんあり、またその時によって好きなことも嫌いなことも変わり、そんな短い言葉で自分を分かってもらえるように上手くまとめるなんて絶対ムリ!”っていう気がします。でもだからといって名前と所属だけではな~んにも伝わらないのも事実。
来週、新人さんと社員数名で入社前の話し合いがあります。ここで自己紹介をしなければいけないのです。はあ~、何を言おうか。
何かよいアイデアがあれば、ぜひ教えていただきたいです・・・、はい。