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【櫻坂46】9枚目センター山下瞳月を徹底考察


概要

櫻坂46の9枚目センターをやる山下瞳月がどういう人物であるかについて
Vlog、ドキュメンタリー、おもてなし会、ブログ、トーク、雑誌のインタビューなどを改めて見返して、山下瞳月推しのオタク目線から見た考察になります。
解釈が異なっているという意見もあるとおもいますが、
暖かく読んでいただければと想います。

山下瞳月の基本情報

・京都府出身
・2005年1月22日生まれ
・152センチ
・ラーメンが好きで意外と大食い
 →一蘭が好き
・メンバーの生写真集めが趣味
 →推しメンは田村保乃と守屋麗奈
・キレキャラ?
・瞳月の名前の由来
 →お月さまのような大きな瞳で優しく周りを包み込める様な女の子になるように
・ダンス経験あり
 →技術力は初期の頃から目立っており、ダンスの中でもワックが得意
 高校の時にダンスアライブというダンスを習っている人ならだれでも知っている、ダンスの甲子園みたいなものに出ていた。

山下瞳月を語るためのキーワード

前提として
山下瞳月を語る上で重要なキーワードは「強くなりたい」という想い
そして母親の存在

これは2022年の加入前のレッスンや合宿期間を通して、
ずっと泣いていた自分を変えたいと思っていて、
2023年の目標としてずっと瞳月が抱えていたもの

自分に対する不安だったり、
自信のなさをなんとかしたいという文脈での
強くなりたいという意味だったのではないかと解釈をしてます。

特に瞳月のなかで欠かせないエピソードは
みなさんもご存知な通り
「おもてなし会でお母さんを呼んだけど自信がなくて本番当日に途中で来ないで」
と言ってしまったこと

この具体的な背景として

合格後の研修期間中にずっと泣いていて、家でも喋らなくなって、
笑ってご飯を食べなくなったし、ご飯を食べないこともたびたびあった。
活動のことを何も言わなくなるくらい閉じこもった。
その時にこれまで自由にやらせてくれてた母が見かねて初めて活動に反対した。
   「いかないでほしい。こうなってしまうなら反対する」
これに対して上京の前日まで母親には上京の日程を伝えず
「明日から東京に行く」といって上京をした

IDOL AND READ参照(一部意訳)

反抗期のように解釈もできるが
これの根底にあるものは
インタビューで語っていた
「母親の寂しがる時間を少なくしたいと思って言えなかった」
という瞳月なりの優しさであり、

ここには瞳月の「強くなりたい」という覚悟と
「心配をかけさせたくない」という想いもあったのではないかと考察。

その覚悟を持って心配していた母を安心させるためにおもてなし会の練習を頑張ったけど、自分に自信を持てず、
いざおもてなし会本番を前にすると呼ぶことができず後悔している

そこから瞳月の2023年の1年間のキーワードが、
グループに入ってからずっとインタビューやブログで言いつづけていた
「強くなりたい」と明確に決まったものだったのではないか。

しかしいつからかそれは「強くなりたい」ではなく、
「強くならなくてはいけない
強くならなくてはここ(櫻坂46というグループ)にいることはできない」
という一種の呪いのように感じていくことも増えていた。
周りがこんなにも強いのに自分は弱いと他人と比較してに打ちひしがれてしまう。

そんなときにお母さんから言われた言葉

「人それぞれの強さがあって瞳月には瞳月の強さがあるから無理して強くなろうとしなくてもいいんだよ。人それぞれの強さがあるよ」

櫻坂46山下瞳月ブログ:https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/52537?ima=0000&cd=blog

という言葉に救われた。(本当に素敵なお母さんだね)

そこからは自分なりの強さとはなにかを探していて、
今でもそれを探している最中。
 
そのなかで選抜発表後のインタビューで泣いていなかったことが、
僕にとっては自分なりの強さが一つ見つかったのではという解釈をしており、

「何事にも自分自身より、全てを櫻坂46にかけているので」

櫻坂46山下瞳月ブログ:https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/56006?ima=0000&cd=blog

というグループだったり、ファンに対する想いの強さが
瞳月の「自分なりの強さ」の一つなのだと思う。

そしてこれが瞳月が掲げている

この方のようなアイドルになりたいというよりかは、
自分が思うようなアイドルでいたい
それが「誰からも愛されるあたたかいアイドル」です

IDOL AND READ参照(一部意訳)

という文脈に瞳月自身つながっていると信じているのではないか。

山下瞳月を構成している3つのエッセンス

1.没頭力

入ったときからダンス、パフォーマンスが上手、天才だったり言われていたけど、
「それは本当にそうなのだろうか?」
と考え直した。

そのときに出てきた答えは
「実は天才なのではなく、没頭力が強いことによる過去からの経験値」

これが今の瞳月のパフォーマンスとしての凄さにつながっている。

中学1年からやっているダンス部で
6年間毎日で部活に打ち込んで来たからこその今であるということ

しかもこの文脈に最も重要なのが

「ダンスが別に好きではない。
しかも何回もやめたいと思ってたけどやめられなかった。」

「ダンス部では褒められたことがなかった。
むしろ怒られていた。上手くないって自覚をしていたし、
同い年の子がすごく上手かった」

IDOL AND READ参照(一部意訳)

という瞳月のインタビュー
好きではないことを6年間我慢して引退までダンスを続けることができた
「没頭力」
これが瞳月の本当の凄さなのではないだろうか。

そこさくの体力測定からみても、
運動は苦手で端から見ても運動オンチと言われるレベルではあるが
今ダンスがかなり上手いというのは、
中学、高校の6年間の本人にしかわからない計り知れない
努力をし続けることができる没頭力があったからこその今のダンスとパフォーマンスの実力なのだと思う。

本人はインタビューで「運動神経がいいほうなんです」って言っているが、
これの本質は運動神経ではなく、
なにか一つのことに深く打ち込むことができるという没頭力を表していると思われる。

別エピソードとして、学校の縄跳び大会で優勝した経歴もあり、
これも縄跳びに没頭をしていたからこそなし得た経歴なのではないか。

ここまでは櫻坂に入る前の話だが櫻坂に入ってからも似た経験がある。
それが合宿で瞳月が立てなくなってしまったこと。
これに対して

「部活動が厳しかったからダンスが辛かったわけではない、
でもご飯とかも食べないくらいダンスが完璧になるまでこだわったし、
歌が下手だったから本気になりすぎて酸欠になってしまった」

IDOL AND READ参照(一部意訳)

とコメントをしている。

ご飯も食べないくらい目の前のやることへの没頭力
これは先程述べた「強くなりたい」という覚悟、
お母さんに対しての想いから来ているものではないか。

運動オンチでも、自分にとって苦手なことでも
なにか一つの物事に努力することができるという没頭力で
天才と呼ばれる位置まで上がり切ることができる能力があることの現れではないか。

2.危機意識

もっといい表現はあるのかもしれないが自分の中では、
「危機意識」という言葉でしか表現ができなかったところが苦しい。
「責任感」とか「完璧主義」みたいなところにも通ずると思う。

瞳月から発する言葉は、常に自分自身やファンの方から見たときの
不安だったり、心配がついている。

具体的には、インタビューで語っていた承認欲求のテレビパフォーマンスについて

「緊張するのは不安があるとき、
不安がなくなるまで練習すれば緊張はなくなるはず」

B.L.T 山下瞳月初表紙(一部意訳)

「自分のダンスが好きになれない
映像で自分のダンスを観ると「おいおい…」って思ってしまう
もっと自信が持てるように頑張りたい」

BUBKA三期生全員のやつ(一部意訳)

というもの。

さらにトークでは
何歳の頃に戻りたいのかの期間の歌番組のパフォーマンスについて

「頂いた振りを自分のものにするのが精一杯で
それ以上のことをうまくできないのに自分が薄々気づいてきていて
自分を出せる場所で個を出すのが苦手なのか
それは言い訳なのはわかってて
上手くいかないと思うことが多くて自分だけが成長していない気がする
私を応援してくださって楽しんでくださっているのか心配になることが多い
納得ができるように今は頑張るしかないともわかっている」

トーク(一部抜粋)

これは瞳月の中にある
今、目の前にある事象についての「危機感の高さ」が招いているものであり、
言い換えると常に自分の能力に満足をしないで
目の前のことを精一杯やりきらなくてはいけないという
向上心や完璧主義の現れ。
不安や心配を解消するために「強くなりたい」という思いから
培われたものではないか。

ここには自分にとっても感銘を受けるところがあって、
僕自身これまで生きてきた中で自分に自信があったことが一度もなくて、
それを埋めるために勉強だったり、運動だったり常に努力しつづけてきたが
自信になることは一回もない。
でも今を精一杯頑張るしかないと思って生きてきたからこそ
瞳月のこういった部分に強烈に惹かれているのだと思う。

しかもこの文脈では自分のことだけではなく3期生やグループについても語っている場面があり、

承認欲求での活動を通して

「先輩と活動するようになって3期生は未熟だと思い知らされることが多い
3期生全員がグループとして活動しているという意識をもてば更に良くなると思った
選抜メンバーとして活動させていただいたことで、グループを背負うということの重みを感じた」
「先輩方と活動するにつれて将来入ってくる後輩にも同じ姿を見せなくては行けない。だけど今のままだとだめ」

BRODY(一部意訳)


「新参者、毎シングルに収録されている3期生楽曲に対して、
 これが3期生だけで活動できる最後かもしれない」

トーク(一部抜粋)

と語っている。

これらから
これまで自分に対してあった危機意識というものが、
3期生全体でも持っていかなくてはいけないという想い。

自分だけが強くなるのでは駄目だと自覚し、
三期生全体、グループ全体として強くなっていかなくてはいけないという
気持ちの変化の現れなのではないかと解釈する。

3.Buddies(瞳月推し)への想い

センターになったときのコメントが印象的だった
ブログでもトークでも一貫して言っていたことがある。
それが瞳月推しへの想いである。

「フォーメーション発表のときの自分の気持は正直なんともいえない
 まずは、いつも応援してくださっている皆さんが
 応援していて楽しいって思ってほしいから
 この結果になったことを喜んだり、
 楽しんだりしてくれたら嬉しい」

櫻坂46山下瞳月ブログ:https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/56006?ima=0000&cd=blog
トーク(一部抜粋)

という言葉。

これが瞳月からの瞳月推しへの精一杯の愛情。

ファンの皆様のおかげでなれましたではなく、
ファンの皆さまが楽しいと思っていただけたら嬉しいという
自分ではなく常にファン目線であること

この文脈が最も深くて、
もともと瞳月が櫻坂46のファンだったからこそ、
自分がアイドルに救われてきた経験があるからこそ
出てくるファンへの愛情。

しかもアイドルにならなかったら何になりたいかという文脈で

「科捜研だったり、警察官になりたいと思っている」

Youtube【櫻坂46 三期生 Vlog「山下 瞳月」】:https://www.youtube.com/watch?v=Nz-4tc4Oigc

と言っており、
アイドルになる前から誰かのためになれる仕事に就きたいと思っていたことからも
誰かを助けたいという強い想いがもともと備わっていたと言える。

今更ながらセンターが決まったとき以外にも瞳月からファンに対して想いを伝えている部分が多いと気づいた。

ファンへの向き合い方も素敵で
もともとファンだったからこそ
自分の言葉がファンの方にどれだけの影響力を持っているかを理解している。
だからこそ
言語化はあまり得意じゃないし、言葉を紡ぐのに時間がかかってしまう(ブログとかトークがちょっとしてからくる)けど
Buddiesが伝えている同じ言葉で伝えようとファンに寄り添って
自分の言葉をしっかり選んでから伝えようとしてくれている

これは全力で自分を好きと伝えてくれる人に全力で向き合いたいという想い。

しかも象徴的なのが、新世界で語っている海外Buddiesへの愛情

海外のファンで片言の日本語で思いを伝えてくださる方たちがいる
自分も他の国の言葉を覚えてこちらかも恩返しできるようにしたい

新世界より

トークでも韓国語、中国語の勉強におすすめの教材が教えてほしい
新参者が終わってから勉強したいといっており、

日本の人だけではなく、海外のファンの方にも寄り添いたいという現れ
本当に自分を好きになってくれているすべての人に対して、
敬意がありそれに恩返しをしたいと考えてくれている。

ツイッターもよく見ていて、
良くも悪くもファンの気持ちに応えようとしてくれている文脈も
トークでよく送られてくる

決定的だったのが、センターになったときのブログの最後の文面

優しい言葉や暖かい言葉にいつも元気を貰っています。
常に私も恩返しをしたくて好きでいて楽しいなって思っていただけるようにって思ってます
…伝わっていますように。

もう全部が嫌になった時
痛いほど歌詞が響く時
曲を聴きたく無くなる時
外の世界と閉鎖したくなる時
その気持ちは私も分かるよ。
決して理解した気になってるつもりではなくて
誰かに、何かに  助けられたから今ここにいるって人が多いと思うしそうじゃなくても今も少しの希望を感じながら頑張っていることは凄く素敵でそんな自分を沢山褒めて欲しいし
その手助けが出来る人になりたいのが1番だけど
そんな欲は言わないから少しのきっかけになれたらなって  
そんな事を思いながら今は色んなことに向き合ってます。

櫻坂46山下瞳月ブログ:https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/56006?ima=0000&cd=blog

これが瞳月が雑誌のインタビューで目指していると語っていた
「誰からも好かれるあたたかいアイドル」になりたいという像
さらには
「ずっと掲げてきていた強くなりたいという想い」
もっと噛み砕くと
自分ではなく、ファンとグループのためにどうやって強くなっていくかに今向き合っているのではないか?と思う

「静寂の暴力」、新参者「語るなら未来を」の文脈

瞳月を語るうえで欠かせない2つの楽曲
「静寂の暴力」と「語るなら未来を」の自分なりの解釈を述べる。

静寂の暴力の僕の個人的な解釈

欅坂46を彷彿とさせるような曲調と歌詞
角を曲がる、黒い羊とかの文脈に近く
人間の陰の部分を歌詞と曲に乗せているという点。

これが何を意味しているかというと
欅坂46を一切触れていない3期生に向けて、
欅坂46のエッセンス、文脈みたいなものをどこかで運営は持たせたかったのかもしれない。

完璧に強烈な欅坂46の文脈を入れるのではなく、
先輩方が持っているエッセンスだけを3期生にも継承させて、
それを櫻坂46に落とし込みたかった?

それが三期生が楽曲と向き合っていた結果、
静寂の暴力が欅っぽいエッセンスのあるパフォーマンスになった

これを経たうえで櫻坂の表題曲に3期生を混ぜたかったという
運営の意図?
「Start Over」ではなく、「承認欲求」から3期生を選抜させた理由の一つ

そこから新参者の「語るなら未来を」という欅楽曲の披露
これは静寂の暴力を通して、
欅のエッセンスが引き継がれたからこその
運営から三期生への挑戦と信頼。
欅坂としての「語るなら未来を」ではなく、
欅坂のエッセンスを持った櫻坂としての「語るなら未来を」を表現できると信じたからこそ
運営は直前になって組み込んだのではないか。

その中でなぜ山下瞳月がセンターだったか?
山下瞳月の持っているパフォーマンスへの感情の乗せ方
TAKAHIRO先生が合宿で言っていた
「没頭力」
曲に没頭することで自分の奥底を掘れて
感情とパフォーマンスがリンクする。
ゾーンを持っている部分。

個人的な解釈(ライブ中瞳月をよく見ている身)としては
ライブでのMC中とかも笑うときは笑うけどどこか上の空の感じがして
良くも悪くも常に凄まじい集中力でパフォーマンスに集中していて、
没頭していると感じる部分がある。

しかも本人が自覚している部分としても
「感情が入りすぎてしまうと切ないニュアンスになってしまう」
と言っており

これが欅坂にとっての陰の曲を披露すると考えたうえで、
1番センターとしての文脈に近いの山下瞳月だったのではないか。

大きく言えば欅坂46のときの偉大なセンター「平手友梨奈」にもっとも近い表現をできる存在が山下瞳月だったのではないかという考察

まとめ

瞳月の根底に常にあるものは
グループに入ってからずっと掲げていた「強くなりたいという想い」

これは自分なりの強さを表していて、
初めは自分自身に対して掲げていたものであるが、
次第に自分としてだけではなくグループとして「強くなりたい」
という想いに変わってきている

その結果として、
個人としては「誰からも好かれるあたたかいアイドル」になりたいという
瞳月自信が描いているアイドル像につながっているのではないか?

自分自信、瞳月のことを推していた理由がわかっておらず
直感でこの子に惹かれるというものだったが、

今回、瞳月について言語化したことで
瞳月の持っている
強くなりたいという熱量だったり、
ファンへの想いだったり、
自分と似ている性格であり、
アイドルという過酷な環境の中で頑張っているという部分が
今、瞳月に強烈に惹かれているということに気づいた。

以上

ここまでお読みいただきありがとうございます。

瞳月オタクのイチ解釈であるので、
また別の解釈がある方は教えていただけると嬉しいです。

YouTubeにも動画あげているのでこちらも是非見てください!
https://youtu.be/25Y2lUGdMVg?si=gSPo1corEl6jfluY


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