育休中って暇じゃない。だけど今はそれが幸せだと思う。
育休中ってゆっくり休めていいよね。自分の時間たくさんあるでしょう。いつも何してるの?
こう思う人もいるだろう。でも、現実は違う。自分の時間なんて日中はほとんど無いし、全然ゆっくり休めない。1日があっという間に過ぎていくから「あれ、今日何してたっけ?」って、自分でも分からなくなる事もしばしば。
■そんな私の1日のスケジュール
6:15 起床
6:20 朝食準備&お弁当作る
6:50 長男のミルクタイム
7:10 自分の朝食&後片付け
7:40 自分の身支度
8:00 次女保育園準備、長男の身支度
8:30 次女保育園送り
9:00 長男の相手をしながら掃除
10:30 長男離乳食&ミルク
11:30~14:30 昼食&フリータイム
14:30 長男ミルクタイム
15:30 次女保育園迎え
16:00 洗濯物を畳んだり、次女通信教材の勉強をみたり
17:00 夕飯準備
18:00 長男離乳食&ミルクタイム
18:50 夕飯
20:00 次女&長男お風呂
20:50 次女就寝準備
21:15 長男ミルクタイム&寝かし付け
22:00 夕飯の後片付け
23:00 お風呂
24:00 フリータイムor就寝
フリータイムは、日中の1~2時間と夜子供たちが寝静まった後。長男の機嫌が悪ければ、日中のフリータイムはなくなる。午前中に子供の病院に行ったり、買い物に行ったりする日だってある。
要領よくこなせばもう少し時間を捻出できるかもしれないけど、私にはこれが無理のないスケジュールだ。
■子供と過ごす時間にはリミットがある
「たまには子供無しでゆっくり過ごしたいな」と思うこともある。でも、子供とじっくり向き合える時間は思いのほか長くない。小5の長女を見ていると余計にそう思うのだ。
1から10まで手をかけてあげられるのなんて3歳くらいまで。その後は自分で出来る事も徐々に増えてきて、見守ることが多くなるだろう。
あっという間に小学生になると友達との関りが深くなり、親と行動することすら少なくなってくる。休みの日は友達と公園へ出かけるから、急に夫婦だけで過ごす時間が増えてくるのだ。
長女がこうなるまで約10年。
10年と年数だけを聞くと長く感じるかもしれないが、今年35歳の私は、成人式がほんの少し前の出来事に感じる。長女(10歳)が生まれてきたのも、次女(5歳)が生まれてきたのも、ほんの少し前の出来事だと思っている。だから、長男が10歳になるのもきっとあっという間に感じるのだろう。
そう思うと、子供の事を考えて1日を過ごすのなんて、気が付くと終わってしまうんじゃないかと思うのだ。
■調べてみたら衝撃的な数字
ジブラルタ生命のホームページで、大切な人と一緒に過ごす時間を試算することができる。これをやってみたら衝撃的な数字が出てきた。
0歳の息子を対象に入力してみると、一緒にいられる時間は生涯でなんと残り229日と18時間!!同じ空間にいても寝ている時間や家事などを行っている時間を除き、向き合って一緒にいる時間を試算しているらしい。それにしても、1年365日を既にきっているとは驚きだ。
仕事をしておらず、息子も保育園に行っていない状況での試算でこの時間だから、復帰して保育園生活が始まる頃にはもっと少なくなっているのだろう。
平均寿命から試算すると、私の余命は53年あるらしい。そう思うと今は子供たちととことん向き合って、付き合って、ひと段落してから好きな事をしても遅くないんじゃないかと思える。
大好きな子供たちと一緒に過ごせる時間はあと少しだと思うと、泣いて愚図って我がままを言っている姿さえ、愛しいものだと感じられるようになる。だって、人生長い目で見たら、この姿を見られるのはほんの一瞬なのだから。
■最高に幸せな時期
子供がいることで制限されることもある。だけど、子供たちと深く関われるのは今しかない。今は少し大変だなって思う子育てだって、2~3年経ったらやりたくてもやれなくなっている事もあるだろう。
だから、可愛くて愛しくて大好きな子供たちと、こうして暇がないくらいに一緒に過ごしている今は、私にとっては最高に幸せな時期だと思う。
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