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Defi分散型取引所について教えてあげよ!

一部に好評なにこまる仮想通貨シリーズ
じゃあNFTやったし次はなんだろうなーって思ったらDefiだ!
気になってる人も多いだろうし私が知ってることを教えてあげちゃう!!

Defiってなあに

分散型金融と呼ばれるものです!!
既存の銀行とか証券会社って銀行いったらわかるけど受付の人がいて、後ろで何人もあわあわしてお仕事してるじゃん!大口の顧客には何人も担当者さんがついてみたいな?
これが意味するのは高コストってこと。
こうしないと既存の金融機関はお金を盗む人がでてきたりさ人を騙す人がいたり悪い人がでてきちゃうからたくさんのコストをかけることで信頼を産んだわけだよ。前時代の考えは!!!!

Defiはそれをプログラミングしてシステム的にやっちゃうみたいな考え。
ルールがシステム化されてれば既存の仕組みより安心安全完璧にできるでしょ!
Makerとかさイーサリアムを担保になんでか1ドルと同じ価値のステーブルコインDAIを作っちゃう

ステーブルコイン=なにかの価値と同じにしてるコイン
ペッグ(杭打ちして止めちゃう)通貨とかいったりもします。ドルペッグだったらUSDTとかDAIとかUSDCとかBUSDとか。最近は日本円にペッグしてるJPYCとかもでてきてました、どういうふうに売買してるかもしらないけど!

詳しい仕組みは知らないんだけどテザー(USDT)が同額のお金を預け入れてそれを担保に同額のステーブルコインUSDTを発券する(嘘だったけど)に比べたらシステムでやる分先進的な感じがしない?
システム的にバランスを整えるので同額にできますよ!って
DAIもETHの増減で担保のお金に不足が出たりとかあったのでまだ道半ばではあるのかなー

私達がイメージするDefi

たぶん上のは2019年代の価値観のDefi(分散型金融)といわれるもので、
最近のDefiっていうと金利を得る方向のことを言いがちです。
言葉が独り歩きしてるかなーって思ってます!

Uniswap

Uniswap:https://uniswap.org/

もともとDEX取引所(分散型取引所)とよばれるものはあって
ガス代払えば誰でも上場できるから上場前のマイナー銘柄とか買いたいマニアックな人はそこでトレードしてたんですがマニアック過ぎて流動性が高くなかったんです。
100万円買いたくても値段があわないなーとか、100万円分も板が出てないなーとか少人数でやってるからなかなかマッチングしない・・・。
板を出しても買ってくれなかったら時間も大損だし、値付けを間違えたらガス代がまた1からかかるし間違えていれたらそのまま変な約定して虚空に消えたり。
そういうのを解消するために出てきたのがUniswap。
個人のウォレットからそれぞれがお金をプールします
プールのための基本ルールは1:1!


20万円分のETH=20万円分のUSDT

ETHの価値が30万円になったら15万円分のETH=25万円分のUSDTみたいに
自分が預け入れたお金は変動しても全体の総量は変わらないという設計になっています。
(ただしこれは基本的に!何倍も動くような通貨の場合インパーマネントロスという損失が発生する場合があります、10倍とか動く銘柄は超注意!詳細はググレ!)
このプールに入っている分を個人の人たちは勝手に買ったり売ったりします。
そうするとプールの中に入っている総量は常にかわるよね?
ETHが買われまくってたら中にはいっているETHの量は減っていきUSDTの量は増えていきます。
プールに入っているお金の増減を見てUniswapは勝手に値段をつけます
この仕組で常に同じぐらいの価格に落ち着く・・・はず!
これが優れた部分だよね!

既存のCoincheckとかは中央集権型の取引所と呼ばれるんですが比べてみた場合、
Coincheckでは私達は企業に現金を預け入れてその中で売買します
企業のサポートがありCMを流せば新規の人の流入もあるし一定の流動性があります。
メリットとして万が一ハッキングなどの被害にあった場合保証してくれることがあります(レンディングとかしてたら知らない)。トラブルにあっても調べてくれたりもします。
その一方で企業はお金を管理するというお仕事なのでたくさん人が関わってるしコールセンターのためにも何人も雇ってるでしょ。高コストになってそれはユーザーの負担になってます。

DEX取引所は個人のウォレットからプールします
個人にやらせるからお金の管理は取引所側はやらなくていいです。
勝手に値付けされるし勝手に決まって皆が好きなようにやります。
取引所側はコールセンターも不要なので少ない人数で維持できます。
お金も借り受ける必要がないので管理するコストもかかりません。
低コストになります。

プールにあるお金で 勝手に調整して価格付け

そうはいっても実態としては中央集権の取引所のほうがだいぶ手数料とか安いです!
たぶんコストを可能な限り抑えているのと、情報とか運用とか取引の手数料以外でも利益が出てるんだと思います。
ETHのガス代が高いユニスワップが有利になるケースは現状は少ないかな・・・。
1000万ぐらいの高額の売買だとユニスワップのほうが有利になることはあるんじゃないかと思います。

Uniswapのメリットって

ちょっと話題が前後しちゃうんだけどUniswapって個人がお金をプールにいれてそれをトレードします!
プールすることをLiquidity(流動性)提供っていいます。
入れる人にとってリスクばかりでメリットないと預けないじゃないですか。
入れとけばフィー(手数料)の割当が貰えるんです

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例としてピックアップしたんですがUSDCっていう1ドルのペッグ通貨とETHのペアで入れている人がいます。
今の総量は$2億8254万(310億円ぐらい、つまり155億円分のETHと155億円分のUSDCが入ってると思います)で1日の手数料は$27万(3000万円ぐらい)
ということでした!
てことはざっくりですけど1億円で10万円ぐらいが1日の利子ですね。
今は市場が活発なので極端においしい特例だと思うんですが
これが一年続いて年利3650万円(年利36%)になったらめっちゃ美味しいでしょ。
だから資産運用の一つとして預けられています。

ここで出てきたDefiブームの先駆けSushiswap

後から出てくる取引所は考えました・・・
Uniswap美味しいって皆預けてるなぁ!
同じことしても流動性提供してくれないよなあ・・・

そうや!うちのトークンつけたろ!!!

Sushiswap:https://sushi.com/

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でてきたのがDefiブームのさきがけSushiSwapです。
Uniswapの人たちは金利を得たくてお金を預けています。
同じサービスを作ってもそっちから移動してくれないです。
そっちのほうが流動性があるんだから金利も美味しいです。

でも、報酬付与したら移動してくれないかな?
Sushiswapの創始者の方はSushiというトークンを付与する仕組みを考えました。
Uniswapと同様Sushiswapにプールを提供すると
流動性提供者はLPトークンと呼ばれるものをもらえます。
これがないと提供した流動性を回収できません
流動性提供者はSushiをもらうためにLPトークンをステーキングするのですが、ステーキングするということは私は預けてる間はすぐに回収しませんよという約束するってことなの。
Sushi自体も他の通貨とペアにすれば流動性提供できて100%を超えるような高APY(年利)を出せるため大人気に!
価格も急騰!皆がこぞって預けて一時期Uniswapを抜くほどに!!!

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Sushiは1回開発者が14億でトークン売ったんですけどね
(その際に暗号資産の取引所FTXが救済してます、なので今のSushiswapはFTXの物)

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Defiブームは続くのか

もう暫く続くと思います
先程今の時点での取引額に対する金利の話をしたのですが、
通貨を預け入れた場合の金利の話をしていませんでした。

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PancakeSwap:https://pancakeswap.finance/

PancakeSwapというBSCチェーン上のDefiを例にさせていただきますが、
ここで貰えるトークンがCAKE!寿司の次はパンケーキ!ふざけてんのか!
これとBNB(バイナンスの取引所トークン)のペアで

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年間100%
USDC=BUSD(バイナンスのステーブル通貨)で

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年間20%ぐらい金利が付きます。
トレードされた分の手数料収入とは別です。
CAKE=BNBがUSDC=BUSDに比べて利率が良いのは価格変動のリスクが高いからです。ステーキングしていると利確できません。値動きのある通貨の場合、10分の1になるリスクもあります。
一方でUSDC=BUSDはペッグ通貨(1ドルに近い価格に固定される通貨)なので変動リスクがないので金利は低めになっています。
これだけを鵜呑みにしたら1年100万円を預け入れたら20万円ぐらいのCAKEと出来高に応じた手数料収入(数十%)が得られます。

日本の銀行の金利は・・・0%ですね。
株で上手く運用する人で年利5%ぐらいコンスタントに取れれば優秀?
不動産で運営して年利8%ぐらいでしょうか。

去年とか一昨年なんかは株でも30%ぐらいのパフォーマンスが出たと思いますが、高値感がでてきてるので今後は難しくない?
たぶん資産運用の一つの手段としてDefiに預けいれることが選択される時代がくるんじゃないかなーーーー。
リアルのお金が更に仮想通貨に流れてくる時代が時間かけてくると思います。
金利の差すごく大きいので気づいた人から入れてくでしょ。
銀行に入れててもお金にならないなら普段使うようなお金を最低限いれといてあとは運用したほうがいいわけじゃん、証券と仮想通貨どっちにしようって利回りがいい商品選ぶのは十分にありえるだろうなって。
数年経って法整備等が進むと大きいお金も入ってきて現実の利率と折り合いをつけるような所に落ち着くんじゃないかなって思ってます。

現実に比べて高いので利率は下げながらも続いていく、大きなお金が入る要素が多いので仕組みも簡単には破綻しないだろうなって思ってます。
イーサはガス代が高いですが、イーサリアムのアップデートで安くなる可能性が高いのとBSCチェーン上で動くものなど選択肢が増えている点もこの先は+になるんじゃないかなーって思ってます。
ガス代がとことん安くなればDefiの方でトレードする人増える=金利も増えるなんだよ。まだ伸びる要素アリ🐜

Defiのリスクって

①お金を預け入れるんで自分で管理しないといけません
銀行と違い自分で全部面倒見ないといけません。
万が一パソコンがクラッシュとか、秘密鍵の紛失とかやらかすと全部GOXです。当然誰も助けてくれません!
なので自己責任の金額をよく理解してやる必要があります。

②価格変動リスクを自分で負うことになります。
USDTで預け入れてても$1に固定ではなく少しだけ動きます。
そしてUSDTなんか突然会社が破綻して無価値になる可能性もあります。
なので常に情報を得て管理する必要があります
ペッグ通貨ではないアルトコイン=アルトコインのペアで提供した場合価格が動きまくるのでリスクはかなり高くなります。
価格が下がれば原資も下がりますし、上がれば上昇のメリットも受けれます。なので自分で負えるリスクか考えないといけないです。
このアルトコインは10年はHODLだ!みたいな有望なペアを持ってれば寝かせておくのはもったいないかもしれません。
そういうのなら私はつっこんじゃうかもwww
ペッグ通貨とペアじゃだめだけどね、そっちの価格に引っ張られて動かないから有望ペア=有望ペアで両方上がれば爆益みたいな!(下がれば・・・)

③いっぱい胡散臭いのもあるので高APY(年利)に釣られないで
Sushiswapの成功をみて高APYで新規のお金を集めるところは増えました。
サイトはコピーで簡単に作れるみたいです。
昨日はワインがオープンしてました、毎日オープンしてます
そういうところがお金を集めて逃げちゃうとかもありえます。
そういったリスクも自分で考えないといけません。
大手の信頼できる場所を使いましょう。
ホームページがいきなり消えるかもよ!
自分のウォレットとConnectしたらそのままお金抜かれるとかもあるらしいよw

④APYで表示される年利は理論値、ちゃんと利確しよう
貰えるのは取引所のトークンです、そのコインも価格が変動します
なのでこまめに回収して利確しましょう。
基本的に増えていくトークンなのでどこかで下がりだしたりしがちです。
例えば毎日回収するとか、週に1回回収するとかちゃんと管理できないと一気に値下がりしたもありえます
コツコツ売るような感じでやれると表示のAPYと近くなるはずです。
プールに占める自分の割合で提供されるトークンの量がかわってきます。
自分だけが提供していればプールのすべてのトークンを貰えるけど
誰かが同じだけ提供したら半分になります。
自分が確認した段階でAPYがよくても、しばらくしてみたら下がってて他のほうが利率がよくなってたりもするのでその時は別の通貨ペアに移動しましょう!

まとめ

話が難しくなっちゃったんですがDefiはまだ伸びしろある分野だと思います。ガス代がネックですがそういう人はパンケーキスワップ使えばいいし。
何よりこんだけ流行ってるんだけどこの話知らない人が多いんです
知らない人たちがいっぱいお金を銀行に預けてるんでまだまだこれから伸びるのかなーって思ってます。日本人からしたら年利5%でも利用するメリットあるもんねー

ウォレットの導入方法、BSCチェーンの導入方法、選び方は知らん!
検索して調べて!!!!自己責任案件だからそれぐらいできないとやばい!
そして有名所のペッグペア以外はおすすめしないです!(アルトずっと握るマン以外)それ以外はハイリスク案件です!!
言ったからね!!!手堅くやらないと大怪我するよ!!!

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にこまる@インスタやってます
いつも読んでくれてありがとうー 私に使う前にまず彼女に花でも買って帰りなさい!