会計 超入門①

会計とは

お金の流れを見える化するもの
株式会社の誕生とともに発展してきた、社外向けの報告手段
使い道は、
・経営状態を数字で把握
・儲けを最大化

英語・IT・会計は世界の共通言語
大きく分けて、財務会計・税務会計・管理会計の3つがある。

※ビジネスをするうえで、ものすごい大金を集める必要が出てきたから株式会社という仕組みが生まれた。

お金の出入りだけを記録するのが単式簿記
経済取引の原因と結果をセットで記録するのが複式簿記
複式簿記にすることで、現金の出入りだけでなく【現金以外の資産】、借金さえも見えるようになる

PLとBSは、1年間食べたものと現在の体に例えられる。

債務超過の状態で経営を続ける。いわゆる自転車操業

キャッシュフローの鉄則は、「お金を回しつつ、手元のお金を残すこと」
→支払いは遅く、回収は早く
※Amazon ー キャッシュコンバージョンサイクル

財務会計のポリシーは、悲観的で現実的 → 保守主義
税務会計のポリシーは、公平性 → 確定主義

赤字だけど税金発生、とか、黒字だけど無税、がありえる

財務諸表の見方

決算書いろいろ:報告相手によってカタチが違う

会社法が定める決算書
→BSとPLのみ(CS不要)

金融商品取引法が定める決算書
→有価証券報告書(有報)、四半期財務諸表

証券取引所の規則
→決算短信

BS(貸借対照表)

  1. 総資産を見て、会社の規模感をざっくり確認する ー 単位は千円か万円か百万円か

  2. 純資産をチェック マイナスになっていないか?(マイナスだと債務超過) ー 資本金の金額も確認

  3. 繰越利益剰余金を見る 前年比で増えているか?

  4. 負債:純資産の比率 借入過多になっていないか

  5. 現金預金残高 ぶっ飛んだ金額になってないか?

  6. のれん等、資産・負債に特徴的なものはないか

  7. 前期と比較して、大きな増減がないか ※重要な資産の売却、リストラ引当金等

PL(損益計算書)

  1. 売上高で、会社のボリュームを見る

  2. 営業利益、粗利、経常利益、最終利益

  3. 販管費以外での大きな費目

  4. 特別項目において、異常な損失はないか?

CS(キャッシュフロー計算書)

3つのCFのプラスマイナスを確認する。

  1. +、ー、ー  最も理想的!

  2. +、ー、+

  3. +、+、ー

  4. ー、+、ー

  5. ー、+、+

  6. ー、ー、+  余命宣告💦

中小企業では作っていないことが多いので、PLからざっくり計算する。
①営業CF 営業利益+減価償却費(繰り戻し)
②投資CF ①ー今期の設備投資、株式の売買益
③財務CF ②+今期の借入金(または②ー今期の返済額)

有報 めっちゃ分厚いけど、見るべきは前半
・主要な経済指標等の推移
財務諸表の主要な数字と、財務分析の結果がすべて書いてある。

・事業の状況
会社の課題、業界のマーケットについて
長期戦略とその途上で今の進捗状況
どんな数値目標を掲げているのか KPI


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