ミラクルツリー
南部アフリカの農村で仕事していたときのこと。
現地に詳しいドライバーが教えてくれた。
その村には何本か、ミラクルツリーと呼ばれる木があると。
早速連れて行ってもらう。
乾季の乾燥した村の草原に、一本青々とした木が生えている。
その木の一年のサイクルが他の木と逆になっているのだと。
そのおかげで、動物は餌のない乾季に青々とした葉を食べることができ
木の根元には、集まった動物の糞尿が溜まり、乾季でもたくましく育つことがきる。また地中深く伸びた根が乾季でも枯れない理由なのではないかとドライバーが言っていた。
乾季のミラクルツリーは、動物たちから人気。貴重な木に動物が集中するために
普通の樹木よりも栄養が取れるに違いない。
他と違うということが、自然の中では当たり前。上手くできているな。
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