見出し画像

本当に好きなこと

今までずっと、本当に好きなこと、本当にやりたいことを探し続けていた。
必死にあれこれ頭で考えた。
でも全然わからなかった。

けれど今、noteを更新するためにPCに向かい、文章を打っていて、私はこうやって自分の思いをゆったりとつづるのが、本当に好きなのだなあということに気づいた。
多分、今までも気づいていたのだ。気づいていたが、自分の平凡な思いを公の場でつづることに、なんの意味があるのだろうと思っていた。自分が満足するだけで、なんの足しにもならないと。

本当にやりたいことは、世間の役に立たなければならないことだと思い込んでいた。だから、はじめから眼中になかったのだ。

でもいま、文章を打つことに延々と没頭し続けられる自分がいる。読まれようが読まれまいが、やりたいという気持ちがわいてくる。誰に強制されるわけでもなく、延々と、粛々とやっている。そしてそれが心地よい。

今気付いたが、ジャーナリングを始めたときもこんな感じだった。
でも。それをやって、一体なんになるの?
役に立つの?
稼げるの?

そんな実利ばかり考えているから、なかなかやろうという気にならなかった。けれど始めてみれば、自分が大きく変わっていった。

今まで4年近く、私は独り、A4ノートに心の内を思うまま書き続けてきた。多分、noteは次のステップなのだろう。
今まで十分、内に向き合って書いてきた。これからは、外に向けて書いていけということなのだろう。

「好き」に意味などなくて良かった。ただ、その思いの流れに従うだけで良かったのだ。私はA4ノートに書き始めた日からすでに、導かれていたのだ。そのことに今、気付いた。私がずっと必死に探し続けた私のやりたいことは、ずっと目の前にあった。



いいなと思ったら応援しよう!