幸せな人生に必要なたった一つのこと
こんにちは。
幸せな人生を送るためには、 一体何が必要でしょうか?
お金 キャリア 趣味など様々な要素があるかと思いますが、なんと 最も必要なことは、
『良い人間関係』
との研究結果があります。
ロバート ウォールディンガー氏曰く、84年にも及ぶ ハーバード大学の研究にて、2000人以上を対象に調査したところ、健康で幸せな人生を送る最大の秘訣は、『良い人間関係』を持つことだと判明しました。
ただ、一口に良い人間関係と言っても、 どんな関係が良いのか少し 曖昧ですよね。
ロバート氏曰く、
『真夜中に 自分が病気のときや不安に耐えきれない時、誰か電話できる相手がいるか?』
が一つの基準 だそうです。
ポイントは真夜中というところで、日中であれば おそらく誰でも ほとんどの友人や家族に電話することができると思います。
でも 真夜中となると、当然相手に迷惑をかけてしまうことを承知で、それでもこの人であれば 必ず応対してくれると信じきれる人がいるか。
そんな風に いつだって必ず頼ることができる人が1人でもいれば、 その人の人生はすでに満たされている可能性が高いのです。
人が生きていくためには、確かにある程度の経済力が必要ですし、そのためには何らかの形で稼ぐことが必要です。
ただ経済力があればあるほど幸せなのでは決してないのです。
それよりも、普段から 家族 友人 地域の人たちと積極的に関わり、強い絆を築き上げることが、他のどんなことよりもその人にとって幸せな人生を形成していきます。
さらに、良好な人間関係に囲まれている人は、病気にかかりにくく、脳の老化も遅いとのことです。
逆に常に孤独を 感じ、頼りにできる人がいない環境にいると、病気にかかりやすく、脳の老化も早くなってしまいます。
どうしても 私たちは幸せになるために、もっと目に見える 単純なもの、例えばお金や高価な嗜好品、名声などを手に入れなければと思いがちです。
でも本当に必要なことは、自分の身近にいる人たちとどれだけ良好な関係を築けるかということなのです。
もちろん 家族など 距離が近い人であればあるほど、喧嘩をしたり 意見が食い違ったりすることはよくあることだと思います。
それでも、最終的に自分がピンチの時や 助けが必要なとき、お互い支え合っていけるような関係であれば全く問題なく、要するに 心の底から信用しあっていれば、良い 良好関係と言えるのではないでしょうか。
私はこの研究結果を聞いて、正直 とても心が軽くなりました。
だって本当に必要なことは、無理をして仕事を頑張ることでもなく、お金をたくさん稼ぐことでもなく、とにかく身近な人を大切にするということに気づいたからです。
皆さんもいつまでも健康で幸せに暮らせるように、 まずは身近な人間関係を 見直してみませんか?
しばらく連絡を取っていない 家族や友人に、簡単なメッセージを送ったり、電話をしてみませんか?
本日もお読みいただきありがとうございました。