最強殺し屋伝説国岡

アマプラで新規追加タイトルに入ってて、邦画はよっぽど評判いいの以外はあんまりみないんですが、何故か目を引いたんで、1時間半くらいで短いし~ と思って観てみたらすげー好みな感じだった(別に邦画をなめてる訳じゃなくて、予算掛かってるブロックバスターをどうしても見ちゃう)。

23歳の殺し屋の若者の生活に密着する体のモキュメンタリーなんですが、主演の伊能昌幸が余りに自然体過ぎて、なんか引き込まれて最後迄見てしまった。

最強殺し屋伝説と銘打っているけど、正直、ファブルとかワンパンマン的な分かりやすい最強では無くて、普通にミスるし、トラブるしなんだけど、これまた自然体で淡々とこなしていく感じ?が、わざとらしさが無いせいでこっちの余計な感情が入り込まなくて見やすい。勿論、笑かし処として作ったギャグシーンもあるんだけど、全編に流れる緩い雰囲気自体にずーっと半笑いで見てしまう。

この映画の評判をネット検索すると、ラストバトルのシーンが長いという批判があるんだけど、わいはあそこが一番テンション上がった。というのも、そのシーンを見てる内に、ん? これはもしかして「アレ」か?と思ってたら、実際に「アレ」だったことが答え合わせ出来る台詞が出て来て、こいつ(坂元監督)とは気が合うわ と確信した訳です。「アレ」っつーのは、喧嘩稼業に出てくる「煉獄」って技ね。

この映画をきっかけに本作の監督である坂元監督の作品漁って全部見た。一部はアマプラで無料だったけど、有料のやつもレンタルでほぼ全部見た。ら、大体全部に殺し屋出とったわ。そんで、伊能君も端役含めて大体全部出とったわ。いや、分かるわ。使いたくなるわ。彼。


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