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インスピレーションアーティスト yumiさんインタビュー

ルーヴル美術館階下で行われる大規模なアートフェア、カーネギーホールの展示会に出展し、日本のレジンアートの第一人者として数々の作品を生み出したyumiさん。今年10月にも、パリで行われる、salon art shoppingに出展がきまっている。
 レジンアートだけでなく、立体的な龍神アート、星空のアートも手掛け、そのクリエイションは沸き上り続けている。またyumiさんは、こうなりたいと思う現実をベストなタイミングで引き寄せる、「引き寄せの達人」でもあるのだ。アートに目覚めたきっかけと、願望実現の秘密を聞いた。

絵を描くのが好きだった。
漫画家になろうかな…って思ったこともある。
でも諦めた。漫画はいろんな角度から絵を描く。それが出来ないから。技術がなくて描けないんじゃない。自分の好きなアングルや表情しか描きたくないから。yumiさんは、自分の「好き」「やりたい」に対する純度がとてつもなく高い。

でも、普通の生活を送るなかで、「好き」をいつの間にか封印してしまっていた。

 何かやりたくて、ビジネススクールに通ったけど、その肝心のやりたいことがわからない…。カードマスターの資格を取ったけれど、セッションすることにワクワクは感じなかった。たまたま描いた絵をアイコンにしたい、と友達に言われたのがきっかけで、ビジネススクールで使っていたファイルの表紙に絵を描いた。同じスクールの仲間が、口々に誉めてくれる。やっぱり絵なのかなぁ…
この時は、まだ「好き」にモヤがかかっていた。

数年後、長崎壱岐島で開かれたイベントで、「レジンアート」に出会う。その時出会ったレジンアートは、絵の具に特殊な樹脂を混ぜて絵を描くアートだった。

「やってみたい!」
モヤが飛んだ。
yumiさんはいてもたってもいられず、お風呂の中でも、寝る直前まで暇さえあれば調べ続けた。

そんな時、海外アーティストの作品で、レジンでつくる美しい波の絵と出会う。
どうやったら、あんな絵が描けるのか?絵の具に種類があることすら知らなかったyumiさんは、これか?と思った画材をすべて取り寄せ、毎日やり方を変え、美しい波が描けるまで手を動かし続けた。

yumiさんは、南国の強くて目映い光に輝く波を、誰から教わることなく、1から自分で創りあげた。失敗を繰り返しながら、とてつもなく長い時間をかけて、やっと辿り着ける行程が楽しくて仕方がない。この「好き」を探求する時間が、何より嬉しい。自分でも止められないくらい熱中してしまうのだ。

こうして生み出された作品たち、やっぱり誰かにみてもらいたい!yumiさんは、BASEやInstagramに作品をアップし始めた。

すると1年も経たないうちに、アブダビへ絵を出展しないか?とオファーがくる。
そして、なんと準グランプリを獲得するのだ。

数ヵ月、リトアニアと京都美術館(同じ主催)、ルーヴル美術館階下のアートフェアからもほぼ同時期に出展オファーがくる。せっかくいただいたオファー、断りたくない。断ったら、次はもうないかもしれない。しかし、作品を創作する時間、そして出展料を考えても、両方に出展するのは難しい…。

yumiさんは「ルーヴル美術館」を選んだ。
その階下で行われるアートフェアには、450組を越えるアーティストとギャラリーが、世界中から集結する。
やっぱり心沸き立つのはこっちだ!

ルーヴル美術館階下のアートフェアに出展したyumiさんは、このあとまさに引き寄せというべき、不思議なタイミングの一致が起こる。断ったリトアニアと京都美術館の展覧会が、2021年には「カーネギー・ホール」と「東京芸術劇場」に場所を変えて、出展依頼が舞い込んだのだ!

カーネギー・ホールといえば、古くからポピュラーやジャズの世界的音楽の殿堂。世界的に有名な音楽の聖地だ。こんな素晴らしい場所で作品を展示できる。あのとき、自分の心に従って、出展したい方を選んだ。これでよかったんだ。本当の心の声に従って決断したことが、この大きなチャンスを引き寄せたとyumiさんは思っている。

現在のyumiさんは、インスピレーションに従って、龍神アート、星空のアートなど、ジャンルにこだわることなく創作活動を続けている。

ますます活動を拡げるyumiさんに、
自分を生きるために、またチャンスを引き寄せるために大切なことは何か?と聞いてみた。

「行動すること」
「続けること」

シンプルな2つの答えが返ってきた。
行動する…失敗を恐れず、動いてみること。調べる、聞いてみる、つくってみる、発信する。

続けること…やってみてしっくりこなければ、
別のことをやってもいい。方向性は変わってもいいから、やりたいことをやり続けること。

この答えを聞いて、皆様はどう感じただろうか?あまりに普通で、流れていきそうになるこの言葉…。

「好き」に没頭して動き続けられる人がどのくらいいるだろう。逆説的ではあるが、成功した人はやり続けた人なのだ。

無名の新人アーティストを、世界の舞台へ連れていったもの…

それは、純度の高い「好き」のエネルギーだった。

✳️タイトル上の画像は、yumiさんのレジンアート作品です。

✴Instagram
https://instagram.com/happy_8_coco?igshid=YmMyMTA2M2Y=


✴ネットショップhttps://happy8coco.thebase.in/






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