高校生を終えるにあたって、

はじめに

今日3月31日、私は正式に高校を卒業する。

この高校3年間は私にとって激動の3年間であった。

まず、中学3年生の3学期に新型コロナウイルスが流行り始め、不安の中高校受験に挑んだことを今でも鮮明に覚えている。

今では懐かしい言葉となった緊急事態宣言によって自宅待機が余儀なくされ、高校の入学式は6月。

分散登校からのスタートだった。

頑張ったこと

そんな「コロナ」に見舞われた高校生活であったが、この高校生活は2つ頑張ることができた。

それは、「部活動のテニス」と「留学」だ。

テニス

まず、テニスについてだ。

私は、受験の時からテニスの環境が整っている高校を軸に選んでいたほど、テニスが好きだ。

だからこそ、せっかく素晴らしいテニス環境を目の前にして、様々な制限によって思い通りの練習ができなかった日々は悔しかった。

しかし、限られた中でどうすれば上手になれるか試行錯誤し、試合を重ねる中で成長を実感できた日々は宝物である。

また、同期や先輩後輩達にも恵まれ、引退までの2年間は毎日が楽しくとても充実したものとなった。

テニスが繋いでくれた縁は感謝しても仕切れないものがある。

留学

次に留学についてだ。

中学生の時から、なんとなく海外に行ってみたいと思っていた気持ちを実現すべく、高校1年生の時に留学する計画を立てた。

前述でも分かる通り、コロナ禍真っ最中にだ。

当然、親からは大反対。

真っ当な理由(コロナ、お金etc…)を挙げられ、当時の私には反論できなかった。

そんな中私は、「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム(以下トビタテ)」と出会う。

トビタテとは、文部科学省が募集する、大学生と高校生の留学に対する返済不要の奨学金制度だ。

文部科学省に日本代表として認めてもらえて、なおかつお金を支援してもらえるのだ。

これは説得力がありそうだ。

私は、これに応募して合格すれば留学させて欲しいと親に交渉した。

結果は、母はOKだが、父は反対?みたいな反応だった。

母からの許可をもらえた今、強行突破するしかないと思い、応募することを決意。

2ヶ月間かけてA4用紙13ページの応募書類を完成させ、高1の1月末に応募。

書類審査と面接審査を潜り抜け、高2の4月末に見事合格を勝ち取った。

ここでもコロナの影響を受け、高2の夏休みに計画していた留学は、高3の夏休みへと延期された。

そして高3の夏休み、私はカナダのバンクーバーへと旅だった。

そこで見たものは全てが新しく、刺激的であっという間の3週間だった。

中でも、語学学校で出会った同年代の多国籍な友達やホストファミリーはとても仲良くなることができ、色々な話をした時間は今でも忘れられない。

バックグラウンドが全然違うということだけあって全く価値観が違うし、日本での当たり前が通用しないことがとても印象的だった。

そして、帰国後は事後研修やイベントで念願の対面で全国のトビタテ生と出会い、仲間を作ることができた。

今後もこのトビタテコミュニティは生かしていきたい。

このように、この2つにはたくさんの経験と人との縁をもらった。

高校の友達

普段の高校生活でも、3年間のそれぞれ同じクラスになったいつメンや毎日登校してくれた友達には本当に感謝している。

みんながいなかったらテニス以外何をしてたんだろう(笑)

ありがとう!これからもよろしく!

最後に

「コロナ」に苦しめられた3年間でもあったが、素晴らしい仲間に恵まれ最高の高校ライフだった。

本当にこの学校で良かった!トビタテに受かって留学して良かった!

大学での4年間も悔いのないものにしたい。



最後まで読んでくださってありがとうございました。

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