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学校行事の主役は?

どうも、ニコラスです!お久しぶりです。
今回は先日行われた学校行事〜運動会〜について思ったことを書いていきます。

保護者に公開したい・・・けど駐車場が十分確保できない

 開催1ヶ月前の職員会で初めて担当部署から通達され、保護者対応係の一員になりました。
 すでに問題発生です😞学校の敷地内だけでは駐車スペースは少なすぎる。平日開催なので、近隣企業や公的機関の駐車場は借用できない。早々に「駐車場はないので公共交通機関で来場してもらう」ことに決め、前日を含めて2回保護者に連絡しました。

「教員」だけが保護者に公開したいと思っている

 勤務校は行事が多いです。そのほとんどを保護者に公開していますが、生徒が「家の人に見てほしい」と言っている姿を見たことはありません。何となくこれまでの流れ(学校文化)で教員それぞれが「問い直す」ことなく公開し続けています。年々常勤の人数が減っているのに、同じように行事を実施しようとしているのでどうしても無理が出てきます。「生徒のため」と言われますが、もはやそれは通用しません。百歩譲って行事について「問い直し」の結果、「生徒のため」となれば考えなくもないですが・・・。そんなモヤモヤを抱えながら当日を迎えました。

いざ当日・・・

 それでも、来てしまう保護者がいるんですよね・・・車で・・・。「敷地内なら駐車していいって担任が言っていました」ときっぱり。「事前連絡の通り、駐車場はありませんが・・・」と伝えると、「先生たちの間でも連絡が不徹底なんですね」と捨て台詞を吐いて去っていきました🤔おそらく、担任はそんな連絡していないと思います。だって、敷地内の駐車したのはこの方だけですから。その他の保護者の方は、(残念ながら近隣の公的機関の駐車場に駐車した人もいましたが)概ねこちらからのお願いに理解を示されました。

子どもが毎日こんなに歩いているとは思わなかった!

 今回印象に残った保護者の声です。公共交通機関を利用し、学校最寄りの駅から歩いて来られた保護者が「子どもが毎日こんなに歩いているとは思わなかった!」と息を切らしながらも嬉しそうに話してくれました😁
 この保護者は学校行事の主役が「子ども」ということを理解し、その上でご自身がいかにこの行事のサポートができるか、この行事を楽しめるかと考えた中での行動だったのではないかと思います。このマインドは心がけたいと思いました。

私たちが潰れる前に大胆な見直しを!

 行事が減る見込みはなさそうです。むしろコロナ前の規模に戻しているので感覚としては増えています。でも教員の数は減っています。先進的な事例を参考に思い切って行事の企画・運営を生徒に一任するなど大胆なことをやらないと、変化は期待できません。「主体的に行動できる生徒を育みたい」と思う一方、「型にはめた方が生徒を管理しやすい。だから教員が仕切る」という昔ながらの考え方が学校文化として染み付いているのでまだまだ時間はかかりそうです。

私は潰れないようにどうしよう・・・😕模索中です。



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