水道研究発表会で、オセールの機能と実績事例を発表しました

10月19日～21日、愛知県のポートメッセなごやにて開かれた水道展と併催で「全国会議・水道研究発表会」が行われ、こちらにも参加して参りました。

水道研究発表会は展示会と併催される行事で、全国から現地に足を運ばれた聴講者（水道事業者）に対し、研究・開発を行ってきた成果を発表する場です。
9会場同時開催で実施された本会議。当社は10月19日の午後に、「さや管推進工法用推力伝達バンドの開発」というテーマの発表をいたしました。

発表の様子

質疑合わせて約15分の短い時間で、当社が開発した推力伝達バンド「オセール」について、その特徴と、実際に工事で使用した実績事例・成果についての発表を行いました。
 
オセールは、現場での作業工数を低減し、効率化をはかることを目的としたもので、現場作業者の作業負担軽減にも寄与しています。
そのため、人手不足や働き方改革など、水道工事事業の課題解決の一助にもなるものであり、ESGにも資する内容となっております。
 
「オセール」は、耐震管のさや管推進工事に使用する部品であり、当社が掲げる「水が途切れない世界に貢献する」ことに繋がっていくものです。
 
割り当てられた短い時間の中で、図や動画などで見せ方の工夫を行い、製品の特徴と実際の工事実績に軸足をおいた発表とさせていただきました。
 
耐震管のさや管推進工事は以前より行われておりますが、新しい機能（特徴）をもつ製品（技術）として、この発表内容が注目されました。

会場の様子

発表後には質疑応答がありました。

さや管の継ぎ目段差などが推進に及ぼす影響度や、曲がり配管への適用といった技術的な質問がなされ、それぞれ回答を行いました。
 
発表が初日であったため、聴講された方が後日、水道展の当社ブースを訪れてくださりもし、とても意義のある研究発表会となりました。
 
3年ぶりのリアルでの開催、かつ新会場。訪問人数も多く、熱気漂う発表の場でした。

引き続き、社会に貢献できるよう、社会に役立つ商品を提供し続けたいと決意を新たにしました。引き続き頑張ってまいります！