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【2024神戸水道展】今年も無事終了しました!

こんにちは。日本鋳鉄管のnote担当です。
約半年ぶりの更新となってしまいました。。。

この半年の間に様々な出来事がありましたので、追い追い記事にしていきたいと思いますが、
今回は、当社が毎年出展している水道展の様子をレポートします!


神戸の街に水道事業関係者が集結!

水道展は、出展各社が研究開発した最新技術や新製品・サービスを展示・紹介し理解を深め、関係者との情報交換を通して、水道事業の発展に貢献することを目的とした展示会です。

昨年は東京ビッグサイトで開催され、今年は兵庫県の神戸国際展示場で、10月9日~11日の3日間、開催されました。


会場は神戸国際展示場。
10月にも関わらず、真夏のような暑さでした。

私は東京駅から新幹線で新神戸駅へ。新神戸から三宮へ。三宮からポートアイランド線で会場の最寄り駅である市民広場へ電車を乗り継いで向かいました。

市民広場駅に到着し改札へ向かって歩いていると、エスカレーターや改札前などのいたるところに水道展の広告を発見!会場に到着する前から盛り上がりを感じます!

改札を出て人の波にさらわれていると、すぐに神戸国際展示場が出現しました。

会場は、1号館、2号館、3号館と3つのエリアに分かれており、かなり見ごたえがあります。
人もかなり多く、会場内はすたすた歩くのが困難なほど混雑している箇所もありました。

大盛況の「管路DB」など、当社の製品を改めてアピール!

当社のブースでは、さや管推進工法用推力伝達バンド「オセール」、「管路DB」、「ドローンによる水管橋の点検」、「遠隔監視システム」などの展示を行い、500人以上の方々にご来場いただくことができました。

当社のブースも賑わっていました。

特に反響が大きかったのは管路DBです。

管路DBとは、水道事業体が管路更新事業の設計・施工を一括で発注する方式です。
従来当社は、水道管の製造、販売のみを事業領域としていましたが、新しく、水道インフラを一気通貫で支援する取り組みを始めています。

水道事業体は設計と施工を一括発注することで管路更新事業の効率化が図れます。
また、複数案件を取りまとめて発注することで管路DB方式の効果を最大化でき、従来と比較して大幅に工期を短縮することが可能です。

また、フラクタAI管路診断を用いた、より効率的・効果的な管路更新ができるプランもございます。(フラクタAIについては以降でご紹介します。)

詳しくは当社HPをご覧ください♪
https://www.nichu.co.jp/product/dac/db/

管路DBと水管橋ドローン点検のパネル展示。
来場者の目に止まるように、ブースの真ん中に設置しました。

今注目の「ドローンによる水管橋点検」もご紹介!

水管橋の崩落事故などを受け、令和5年3月に水道法施行規則が改正され、「水道施設の点検を含む維持・修繕の実施に関するガイドライン(令和5年3月 厚生労働省 医薬・生活衛生局 水道課)」が改訂されました。

それにより水道事業体は、損傷や劣化、その他の異常の有無や程度の把握などを、おおむね5年に1回以上の頻度で点検することが義務付けられました。

定期点検でドローンを活用することで、目視が難しい部分の点検が可能となり、水管橋の維持管理に役立てることができます。

当社のドローン点検では、動画による調査を実施した後、超高画質静止画による調査を実施することで、より詳細な点検が可能です。

現在、着々と実績を積み上げており、今回の水道展でもしっかりとPRすることができました。

業務提携先や、パートナー企業のブースも大盛況!

当社の包括業務提携先である㈱水研のブースでは、当社と開発した「KATANAバルブ」の不断水工法の実演デモが行われ、かなりの人だかりで注目を集めていました。

<KATANAバルブとは・・・>
ポリエチレン管用の不断水バルブです。既設管の任意の箇所に設置でき、管内に切粉が一切入らず、流れる水を止めることなく施工することができます。

水研の実演の様子。大混雑!

また、水道劣化診断のパートナーであるフラクタジャパン㈱の説明も大盛況で、たくさんの方々がAIによる水道管路劣化診断技術に関心を寄せていることがうかがえました。

フラクタジャパンの説明にたくさんの方が耳を傾けます。

ブースでは美味しいコーヒーが配布されており、移動で疲れた体に沁みました、、、

“維持管理”や“官民連携”が今年のトレンド!

会場内の展示を見渡すと、従来のような材料・機器の実展示が少なくなり、維持管理に関するパネル展示、官民連携を掲げたパネル展示などが増えた印象でした。また、「AI」や「IOT」といった言葉も多く見られました。

世の中の変化に迅速に対応しながら、今後も日本の水道インフラに貢献していく必要があると再確認できた展示会でした。

これからも、当社のパーパスである『水が途切れない世界』の実現を目指して邁進して参ります!

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