まさる、初めてのシェア工房
1/21日に札幌のシェア工房に行ってきました!その時のレポを書きたいと思います。TOP画像は、その時に印刷したデータです。
今回は、以前ネットで注文していたアクリルキーホルダーを自分で印刷して見たいな〜という気持ちと、色々な素材を実験しながら制作して見たいな〜という気持ちから、シェア工房に行って見ました。
シェア工房とはなんぞや?というかたは、ぜひ、「シェア工房 土地名」で検索して見てください!東京・大阪にはこのシェア工房がたくさんあります。
シェア工房とはその名の通り、「会員になって、個人では絶望的費用な機械をみんなで使えるようにしようよ!」という場所です。
私が今回訪れた場所は、
・レーザーカッター
・UVプリンター
・シルクスクリーンの版を作る
・3Dプリンタ
・刺繍できるミシン
などなど、数々の機械が揃っている場所でした。
私は今回、キーホルダーを作りたかったので、「レーザーカッター」と「UVプリンタ」の講習を受けました。この講習を受けない限り、会員だろうが機械はいじれないです。めちゃくちゃ覚えることがたくさんありまして、いつもはネットで注文するものですから、印刷会社の皆さんはこういうことを行なっているんだなと実感することができました。
講習は1講座2時間程度。私は5時間半ほどいました!
でも、そんな5時間もいた体感はなく、すごく充実した時間でした。
こんな感じで印刷していました!レーザーカッターは大学にあったので、アクリルが切られていくワクワク感とかは薄かったのですが、印刷はすごかった〜・・・。
「印刷されてる!!すごい!!」
「動画撮っていいですか!!?」
スタッフさんに、初めての人はこう言う風に喜ぶんですよ〜って・・・。テンプレ通りの反応しかできなかったです(笑)
今回の印刷いは、カラーの上に白ベタを載せる印刷方法です。
なので、表面はアクリル板、裏面は印刷面になります。
刷り上がった物がこちら!
おお〜〜!自分で印刷して見て、こんな感じか〜!という印象。今回は押し出しアクリルで制作したものです。工房スタッフさん曰く、キャストの方が(微々たるものだが)綺麗に印刷されるそうです。今度はキャストのアクリル板で印刷かな・・・!
今までの印刷物との比較
←ネストグラフィックス様 / シェア工房→
左右でかなり色味が違いますね・・・。
そうなんです。ネストグラフィックス様はRGB印刷。
シェア工房はCMYK印刷。
だったのです。そりゃ色味が変わるわけだ!どっちも色合いは好きなのですが、この作品に限っては、RGB印刷の方が合うな〜という印象。
ここでなんで差異が生まれたのかの解説(?)
※スタッフさんに教えてもらいました
UVプリンターの種類(現在:3種類)だそうです。
❶低価格コスト重視!CMYK印刷。とにかくコスト重視なので粒子感がでる。荒い。
❷RGB印刷OK!とにかく綺麗に印刷。元々は楽譜印刷に特化していた会社。
❸1と2のいいとこ取り!コストそこそこ、CMYK印刷!
残念ながら機械の名前までは覚えてませんでした。
脳みそ小さい・・・。
知ってらっしゃる方いらしたら、こっそり私に教えてください(note編集します)
見たいなラインナップだそうです。スタッフさん曰く、印刷面を見れば、どの機械で印刷をしているのかがはっきり分かるそうです。RGB入稿OKの場所は、❷の機械を使っているそうです。なので、アクリルキーホルダーでRGB入稿がOKな場所は、モニターでの再現度が高いんだろうな。という考えに落ち着きました。逆を言うと、CMYK印刷の場所は❶か❸なので、どちらの機械に当たるかはわからない・・・(問い合わせしてみる)のが吉と出ると思いました。変に安すぎるところは❶なのかな・・・って思ったり。
個人的に、RGB印刷を目にしているので、やはり自分の好きな会社で作るのが一番やな〜と言う印象でした。あと、個人では抱えきれない知識量(専門)を初回で行うのは無理なので、安全策はやはり専門企業に頼むのが一番だな・・・。と個人的に思いました。
スタッフさんに教えてもらった(もう全てお世話になってました)
個人でアクリルを印刷するときの注意点
1,アクリルの敵。脂をとるための脱脂剤をつけること
2,埃が入らないように帯電スプレーをかけること
この2点を教えてもらいました。一つ一つ解説します。
1に関して、アクリルに初期でついている紙ってめちゃくちゃ取りずらいのです。それを剥がしてからの印刷なのですが、
手で剥がしていませんか・・・?
この、手についている脂が原因でUVプリンターが綺麗に印刷されない事案が発生するのです・・・。この脂がついていると、脂の上にUVプリンターが印刷されてしまうので、印刷不慮の原因になります。知らなかったまさるさんは平気で指紋ベッタベタのアクリルを印刷しました・・・。(そんなに印刷面には触れていなかった)あまり目立ちはしなかったのですが、でも綺麗に印刷するなら絶対に必要な作業です。
2に関して、アクリルの板はすごく埃がつきやすいです。おそらく静電気を帯やすい素材なのかな〜と。埃がついたまま印刷されると、そこが凹凸の関係を生み出してしまい、印刷が綺麗にいきません。企業の方達はこれを目視確認ちゃんとしてから納品している、と言うのを聞いて、知らない場所で自分の作品をチェックしてくれてるんだ・・・ってすごく感動しました。
アクリルの埃については帯電スプレーと言うのをかけると、除去できるそうです。が、これ髪につけるリンスでもなんとかなるそうで・・・?アクリル板の作品がある人は、ぜひリンスを水で薄めたものをつけて見てください。埃がつきにくくなるそうです。
で、この脱脂剤と帯電剤を複合した存在が・・・・。
http://www.kansaimoritz.co.jp/dashiars/index.html
この、ダッシアースです。これ、すごくいいらしいです。早速買ってみたので、次回の印刷ではこちらのダッシアースさんを使用してからのレポとなります。乞うご期待・・・。私が一番期待してます。お願い、ダッシアースさん、脱脂と帯電してくれ〜〜!!初心者の私でもなんとかなるかな〜!?って願いを込めています。
ちなみに、手の油分をつけないためにゴム手袋的なものをはくと良いと言われました。初めてのUVプリンタ。波乱万丈でした!
サポートでいただいた応援は、自分の制作実験費に当てようと思っています!色々な表現の可能性を研究していきます。本当にありがとうございます。