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明日、お腹の子を堕してきます。

こんばんは。mariです。

突然ですが、
明日、お腹の子を堕してきます。

現在妊娠8週目。

妊娠が発覚した当初は、
吐き気の止まらない日々が訪れたものの
もともと生理不順で周期も遅かった私は
全然妊娠なんて可能性も過ってなくて
「まさか私が」というような、混乱状態でした。

でも、現在27歳で適齢期ということもあり
赤ちゃんができる前から
「私の身体って子どもができるのかな」
「なにかしら病気とか持ってたらどうしよう」
という漠然とした不安もあったので、
妊娠したことが100%ショッキングなことではなかったです。


でも、現在フリーランスで生活が不安定だったり
新たな事業を始めようとしている真っ只中で
「どうしてこのタイミングで…」というのが正直な気持ちでした。

産んだ未来も、堕す未来も考えました。

産んだ未来だって、
きっと両親は孫を待ち望んでいるだろうから
心の底から喜んでくれるし
私だって、年齢的にはベストなタイミングだし
なんやかんやでなんとか育てていけちゃうんじゃないか、
ishiくんと私の遺伝子を持った子なんてどんなに可愛いだろうかとか、
いずれは子どもと一緒にお店に立ったりできるんじゃないかと
夢が膨らんだりもしました。


でも、現実はきっともっと厳しい。
出産・育児をしながら事業立ち上げなんて無謀だし
自分が止まったら収入が止まるような現状で、どうやって育てていくというのだろうか。
また、ここで「妊娠しました。少し休みます。」と周りに言わなければならないことのやるせなさ、悔しさみたいなものが込み上げてきた。
これは女性特有だと思う。
前線離脱のようなものだ。

「なんで自分だけ」
思いたく無いけど、どうしても思ってしまう。
そんな醜い自分が、とても嫌になる。


ishiくんともじっくり話し合い、
ふたりの出した結論が中絶手術を受けることでした。


産んであげられなくて、本当にごめんね。
私たちの都合で決めてしまって、
本当に申し訳なさでいっぱいだ。


毎日吐き気とともに罪悪感に苛まれながら
涙が出ない日はないくらい、つらい日々だった。

でも、この今の気持ちをきちんと書き留めておくことで
自分の非力さを身に染みこませながら、
これからの人生を歩んでいこうと思う。


明日、手術してきます。

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