にわかのうか日記
ことのはじまりはご主人のひと言でありました。
『野菜つくりたいなー』
『そうだねぇ(いつか←心の声)やりたいねー』
野菜作りって害虫との闘いだしなぁ。
あのぷっくりまるまるとしたアオムシって、ちょっとイヤ・・・
・・・ウカツでありました。まさか本当にやるとは!!
本気になったご主人の行動はすばやかった。
っていうか、やると決めたらすぐに実行に移さなければ気がすまないタチのご主人をなめてました。
何ごともカタチから入るご主人。
翌週にはクワや名も知らぬ農機具が彼の愛車の後部座席に!!
ちゃっかり二人分!!
そして大量の石灰までが!!
『さーやるぞー 』
そうです。
我々はよりによって、この猛暑真っ盛り(注:8月です)に
無謀にも家庭菜園に初チャレすることになったのでした。
まずは、家庭菜園となる候補地の視察。
おおっ、見事に草原化している!
なんたる野性味あふれる惨状だ・・・しばし絶句する。
『よーしっ、やるぞー』
乗り気のご主人。言うか。この状況見て。
しかしそこはご主人の言うことなので、(渋々)つきあうことに。
・・・しつこいようだけど、本気だったのか。
繰り返すけど、真夏だよー。
エンジンのかかりの悪い刈払機を無心にふるうご主人。
敷地の北側にはこんな小屋もあります。
うー。ヘビが根城にしていそうな・・・あやしいムード。
と、このタイミングでご主人が遠くから。
『マムシがでたってさー』
ぎゃー。
ただでさえがヘビが苦手なのに、いきなりマムシって・・・
思った以上にハードな展開。
はやくも自信喪失。
害虫退治にブルーになってる場合じゃない。
おびえながらちょびちょび草を刈るため、私のエリアちっともはかどらず。
ここでちょっと休憩。
草を刈ったらこんな木があるのが発覚。
なんか微妙な感じがする木です・・・。
よくわからんけど。
(あとで聞いたらシュロの木でした)
さて作業再開。
刈った草をひたすら運ぶ。
これがなんとも重労働!!
『疲れたよー、シンドイよー、腰が痛いよー』
根性ナシの私は叫ぶ。
『とりゃー!』
気合一発、作業完了。
しかし、真夏にやるもんじゃないぞ、とつくづく実感。
ご主人、こ汚いし・・・。
しかし草を刈ってみて、発覚したこの広さ。一体。
『400坪あるから、いっぱいできるね』
・・・ってご主人。
それって家庭菜園初心者が手がけていい規模なのか?
しかし畑と呼べる状態には、まだまだ遠い。
『大丈夫。耕運機あるし 』
やる気満々のご主人に、おびえる私。
さて、どうなる。家庭菜園デビュー。