にわかのうか日記

今週末は雨らしい。
そんな前情報が我々種まき隊の行く末を左右しようとは･･･

などと意味ありげにはじまりましたがなんのことはない、
すっかり暑気にあてられただけ。

発芽まで乾燥を避けたいため、適度な雨なら好都合。
だけど“台風接近”の情報にビビる。
なにもそこまで、みたいな･･･

実は、雨オンナの悪名高き私にご主人は言う、「おいおいマジかよ･･･」
自称・晴れ男のご主人に頼む、「ひとつ、よろしく」

晴れ男の実力たるや。
当日、見上げた空はなんとか快晴。
こいつは暑くなりそうである。
台風はどうやらうちには無縁。よかった、よかった。
あれ？
発芽にのぞましい適度な雨雲はどこに？

『晴れすぎだよ、これじゃ暑いよ』
不平をもらす雨オンナの願いは、天に届いたらしい。
畑に向かう途中、ポツリとフロントガラスに雨だれが。

畑はご主人の実家近くの山にある。
現在市町村合併により市内となるも、
どうやら天気予報はちと違うらしい。さすが、ヤマ。

『雨がひどくならんうちに、蒔いちゃおう』
『かえって暑くなくていいよね』
などと会話をするのんきな夫婦。
もちろん、この時点では自分たちはツイてるなぁなんて考えている。
･･･はかないツキだったのに。

いざ畑に到着すると、雨はやんでいた。
晴れ間がさして、肌がちくちくするほどの陽射しである。
この間、10分程度。
まったく山の天気ってやつは･･･。

かくして、炎天下での作業は始まるのであった。
ふう、ふう。