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アラサー、パン職人になる4

店長から「30手前で実家暮らしのヌルい生活してるから、仕事に対して受け身なんだ」と、昼間の公園で、お酒片手に一人暮らしを勧められました。ちなみに店長は金髪で、タトゥーを入れた30歳で2児のパパでもあります。見た目だけで判断したら、ちょっとヤバイ人ですね。そこが好きでs(自粛)


こんにちは。nichiです。

旅先のNYで初対面の人からパン製造を勧められた私は帰国後、ハロワの職探しと専門学校の見学やら入試を2週間ほど続けます。

ハロワでパン製造職を探したところ、経験者のみor未経験可はほとんど兵庫が職場。朝から電車通勤は大変かなと除きました。

一応、他業種で手仕事のものを探しました。ガラス瓶作りやら、染物やら、和菓子製造やらありました。が、年間休日80日やら、手取り10万台やら、女性不可やらで、アラサー女子が飛び込むのには、かなり厳しいものでした。

(ちなみに今の私は手取り14万で、休日は96日前後です。)

専門学校は2校受けましたが、違和感しかなかったです。華やかすぎるというか、夢を見させてくれるキラキラしたところなのかと。学校や仕事って地味なイメージがあってたので、学校自体は素敵でしたが、コレジャナイ感がすごかったです。

後々、職場の先輩方から、専門卒の子は実際の職場と学校とのギャップが埋められなかったり、学校のやり方で慣れてしまって、現場のやり方に馴染めなかったりする人がいるそうです。臨機応変が苦手な私は行かなくてよかったと思ってます。

散々悩んだ結果、ハロワで見つけた数店舗のパン屋さんと食パン専門店を経営している今の会社に就職します。

1次面接、職場の見学、2次面接のはずが…2次面接なし。なぜか採用の電話でした。

面接は前職と志望動機話して、美大時代のポートフォリオを見せただけ。お給料やお休みの話は2次でと思ってたはずが…採用?

まぁ続くか自信なかったしと思い、そのまま入社したのは未だに落ち度だったと思っています。

というのも、その後、聞いてないよ!の連続で会社に対して不信感は積もり積もって、1年後に爆発します。笑

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