アラサー、パン職人になる3
来週からお店の営業再開が決まりました。嬉しい反面、また週一回の閉店作業当番で14時間労働(…ちなみに残業代は何時間働いても月2万3千円)になるのかと思うと、少し億劫です。
さて、12月にNYに飛び立って6日間ほど滞在します。美術館はしごしたり、本屋行ったり、大戸屋行ったり、ストリートアート見たり、スーパーで調味料漁ったり、普段の生活と変わらんですが、のびのびしました。(+地下鉄で中国人のおじさんにナンパされてアドレス聞かれたり、サラダバーで対面オーダーしてみたり、飛行機逃して、朝まで空港で野宿したりして少し度胸がつきました。)
宿泊は日本人女性オーナーのB&Bでした。オーナーさんが多摩美→NYの大学院とスーパー羨ましい経歴で、絵の話で意気投合したついでに、人生相談します。
私「今、無職なんですよね。ワーホリ行くのも目的なくて、なんか違うなと思ってて。帰ったらどうしようかなって感じで。なんの仕事したいか分からなくて」
オーナー「ワーホリ経験のあるお客さんとと話すけど、目的なく行ってもいいことないって聞くわよ。好きなこと仕事にしてみたら?作ること好きだったら、調理とかどう?」
私「料理好きですけどね。レストランとかだと、夜遅いですよね。私、夜遅いの苦手で。22時ごろ眠くて仕方なくて」
オーナー「じゃあ、パンはどう。朝早いの大丈夫だったらいいんじゃない?」
私「休みの日でも6時ごろ起きてるんで、朝早いのは大丈夫ですね。パン作ったことないけど。笑」
この会話が決め手で、帰国後、年末から1月末まで猪突猛進で就職活動します。
ハロワで製パン未経験でも働ける会社がないか、探しつつ、専門学校のはしごに明け暮れます。
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