見出し画像

「優しさを切り離せ」2年板橋来馬

こんにちは。

今回noteを担当させていただきます、桐蔭学園高校出身、文理学部体育学科2年板橋来馬です。

このような機会を頂いたので、これまでの自分と向き合い、サッカー人生15年間を通して感じたたことを素直に書きたいと思います。最後まで読んで頂けると幸いです。

私は4歳のときからサッカーを始め、今年で16年目になる。

そんな私は幼稚園から現在までサッカーをしてきて、ずっと言われてきた言葉がある。

「お前は優しすぎる」

最初に言われたのは小学生の時、正直何言ってるか分からなかった。日常生活の中では、最高の褒め言葉ではないか。小学生の頃は、何も考えていなかったためか、この言葉はただ単に聞き流していただけだった。

確かに、5人家族の長男で妹と弟がいるからなのか、昔から優しさと気遣いは人並み以上にあるつもりだ。

だが、高校の時にもサッカーの最中に同じようなことを監督に言われた。そこでふと気が付いた。

プレーだ。


自分は綺麗にサッカーをしようとしすぎている。

それから当時FWだった私は、もっと貪欲に、傲慢に、悪い言い方をするとわがままにドリブルで仕掛けて、1人でゴールを狙うようにしようとした。

でもなかなか上手くいかない。

私の性格上、周りから色々言われるのは苦痛でしかなかったし、このやり方は正解じゃなかった。

そしてまた考えた。

そうだ。ただ強引にプレーする訳じゃない。周りにばっかり気を遣いながらプレーしすぎていたのではないか。だから、無難なプレーばかりで自分の良さを出せていないのでは。

ここでやっと本質に気付いたと思った。

それからは、自分を主張し、仲間と声を掛け合い、自分らしいプレーができるようになってきた。

でも今はどうだろうか。


果たして自分の良さを活かしたプレーができているだろうか。高校よりもレベルが格段にあがっている環境で、萎縮してしまっていないだろうか。

自分自身も最近は好調だと言いたくても言えない状況である。

出場機会がないからといって、自信がないわけではない。でも自分の良さは出せていない現状。どう打開していくべきなのか。

正直、同じことで何度も悩むのは恥ずかしい。でもこれを受け入れなければ今後の成長には繋がらない。

やはり今の自分には、主張が足りないと考えた。だからこそ、とにかく走って、声を出して、自分のプレーを出して、さらなる自信を持ち、自分の存在感を出す。

これからは、誰にもできないような自分のプレーの良さを存分に発揮し、大きく跳躍できる年にします。

そして毎試合自分が出なくても、見に来てくれる家族のためにも、自分が試合で活躍している姿を見せたい。


気合を入れ直すと共に、これからの自分に期待して欲しいです。


拙い文章になりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

板橋来馬(いたばし らいま)

〈経歴〉
府ロクSC→ヴェルディSSアジュント→桐蔭学園


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?