複業再考 -『ワーママはるのライフシフト習慣術』を読んで-
GW中、ずっと読みたかった『ワーママはるのライフシフト習慣術』を読了しました。
著者であるワーママはるさんは、元々は外資系企業で働かれていた2児のワーキングマザー。ライフシフトすべく、現在はサバディカル休暇中で、voicyやブログでの情報発信、本の出版、ヨガ教室の運営などを行われています。(詳細)
私の勤める会社は複業OKな会社で、現在3割ほどの社員が複業をしています。入社前は全然自分が複業している姿が思い浮かばなかったけど、本業とは別の場所を持つことに、少しずつ興味を持ち始めました。
本業とは別に自分がやりたいことってなんだろう?をこの本を読みながら改めて考えていました。
◎できること…持っている資格や、本業で培ったスキル、経験数が長いものや収入を得ていること。
◎やりたいこと…人に言われなくてもやってしまうことや、過去から最もお金と時間を使っていること。
◎やるべきこと…いつか人生で成し遂げたいと思っていることや、理想の自分を思い浮かべた時に必要なこと
私にとって「やりたいこと」に当てはまる人に言われなくてもやってしまうことは、「整理収納」です。10年前に整理収納アドバイザー1級の資格を取得して以降、家の中を整理すること、職場の情報を整理すること、人に言われなくてもやりたい欲がムクムク現れてきて、実行します。
昨年コロナ禍で在宅勤務が主流になり、在宅勤務環境に困る同僚宅のお片付けに出向いたりもしました。
お家にお邪魔してお片付けするのはめちゃくちゃ楽しい!
でも…複業として成り立つか?を考えると「うーん…」となり、事業化できずにいました。
何が引っかかるんだろう…と読み進めると、これだ!という記述を発見。
可処分時間(自由になる時間+自分のために使っていい時間)
可処分費用(得ている収入の中で自分で使えるお金)
子どもと過ごしている時間は「1人の自由な時間」ではありませんので、可処分時間ではありません。
現在1日8時間×5日のフルタイム勤務をしている私にとって、整理収納業を行う複業に当てるまでの可処分時間が少ないと感じます。なぜなら、子育て中だから。
平日子どもと過ごす時間が短い分、土日は一緒に過ごしたいなーと思うし、もし複業を始めたら「今」しかない子どもとの時間が減ってしまう…と思ってしまうんですよね。
整理収納アドバイザーとしてお宅にお邪魔してお片付けを依頼者様と一緒にする場合、
・予めどのような悩みがあるかヒアリングをしてアイデアを考えておく
・実際に足を運んで、片付けをする
・片付け後のフォロー
と割と時間を要します。
今少ないと感じる可処分時間をそれに充てるか?と言われると、No。
でもやり方は色々あるので今後検討していきたいなと思います。
・オンラインでの片付け相談
・SNSでの発信
・本業時間を減らして複業時間を捻出
今考えられるのはこんな感じ。
『ワーママはるのライフシフト習慣術』を読んで自分がなぜ複業を実行できないかを再認識&言語化することができました。感謝!
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