ニッチ・マーケティング序説。異端者は明日の救世主か
「今日の異端者は明日の救世主かもしれない」
『答えのない世界を生きる』という本のカバー見返しの一言に魅入られました。なんかカッコいい。異端者とはニッチャーのことを言っているのではないかと。思わず自己陶酔しそうです。
光のあたらない小さな飲食店。ニッチな飲食店ビジネス。変わり者と言われながら新しいなにかを信じている人。異端者。しかし明日の日本の飲食店ビジネスの救世主になるかもしれない。
しかし、よく読んでみると少し違うようですね。確かに異端者は明日の救世主かもしれませんが、だからといって主流を行くことになるわけではなさそうです。本文は以下でした。
ひとつの考え方だけではなく、違う考え方が必要ということですね。ニッチな飲食店は、明日の飲食店ビジネスの神さまにはなれないかもしれません。それでも「異なる視点」ということで存在意義があるということです。
変わり者の道を貫く人が必要ですね。世界に正しい答えはないから。
<参考文献>
小坂井敏晶『答えのない世界を生きる』祥伝社 2017
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