NO.31「中部銀次郎氏の教え」
日本アマに 6 回勝った中部銀次郎氏についてお話しします。
伝説のアマチュアでこれほどゴルフを深く掘り下げた方は皆無です。
残念ながら 59歳でこの世を去りましたが、まさに「名人」だったそうです。
アマチュアの彼が、TBS のマスターズを解説し、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの尾崎将司選手の 16 番のパットを見て、的確な駄目だしをしていたのを思い出します。
以前書きましたが、特に練習を必死にやった訳ではなく、中部銀次郎氏の教えや考えを頭の中に描いているだけで、月 1ゴルファーでもシングルを維持できました。
中部さんの言葉は、ほとんどが彼が競技を引退した後の仲間との穏やかなゴルフと酒の席でビギナーに語られた話なので、何故そうなのかをわかりやすく教えています。
数多くの名言があり、それらは、本当に的をついています。
「ゴルフはミスショットの数を競うゲーム」
「ゴルフはアドレスに始まりアドレスに終わる」
「すべてのストロークは等価である」
「自分を支えるのは結局練習量しかない」
「ゴルフは姿勢をとわれるゲームである」など。
中部さんの言葉は、永遠でゴルフ界の無形文化財です。
まだ触れていない方は、是非中部関連の本を一読することをお勧めします。
以上です。
次回は、「立つことの大切さ」
です。