2023/11/19 お野菜み~つけた!ー壺焼き芋の焼き方を考える(1)
植木鉢で壺焼き芋用の「壺」をDIYしました。なかなか上手に焼けないながら、焼き方を研究・工夫しています。
「安定して芋が焼く」ポイントを見つけられましたので、ご紹介いたします。
工夫1:高さ、位置
課題:深い方のサツマイモが焦げる!
最初は、壺の全体を使う印象を持っていました。その方が大きなサツマイモが焼けるかななんて。
ところが、実際に焼いてみると、深い方のサツマイモが焦げて炭化してしまうんですよね。つまり、炭になっちゃう。
戦略:サツマイモの位置を変えよう!
壺全体で焼くイメージで居ましたが、深いところで火力が強すぎるが、浅いところでは丁度良かったわけだから、すべて上半分に配置することにしました。
戦術:サツマイモを釣る針金の長さ調節
ふたのところは、狭くなっているので多少互い違いに配置したいので、中間の長さの針金を作って、浅く配置できるようにしてみました。
短い方(13cm程度だった)→そのまま使う
長い方(24cm程度だった)→18cm程度に短くしたものを使う
今気づいたけれど、勘で、12cm→18cm→24cmと、6cm刻みで作っていました。
対策後:入口近くで密集隊形になりました。
工夫2:火加減
課題:どのような火加減が良いのか?
最初の試焼きである程度感じはつかめたのですが、炭化したところと、硬いところと、柔らかくて甘いところと、いろいろでした。
2回目、3回目になると、明らかに失敗とみられる事象がありました。
初回は、最初に炎がメラメラするほど火力があった。
炭化するところもあったが、柔らかく焼けた部分もあった。
一定の温度を保ってみる
少なめの炭で始めて、途中で追加する。
火が通っているのかどう、わからないるか、微妙な硬さ。
1回焼いて、残り火を使って2回目の焼き芋に挑戦
炭を追加したけれど。
火が通っているのかどうか、微妙な状態。
序盤の火力を強くしてみる。
ちょうどもみ殻があったので、投入してみた。
子供の頃は、もみ殻で焼き芋を作って、いつも美味しかったし。
やってみたら、もみ殻の灰が詰まって、火力が出ない!
火が通っているのかどうか、微妙な状態。
戦略:序盤で強い火力、後半でじっくり!
壺の全体の温度も重要なのだろうと考えました。
序盤で強い火力で壺を温め、芋に火を通し、後半でじっくり焼き上げる。
という展開を目指してみよう!
戦術:「木炭の火力」と「成型炭の持続力」のハイブリッド
ちょうど、木炭と成型炭の両方入ってる木炭を買ってきていましたので、木炭中心にドカッと火をつけて、その上に成型炭を配置してみました。
そうすれば、木炭の火力で、成型炭にもしっかり火が点きます。
まぁ、普通ですね。
では、実証試験(試焼き)
木炭に素早く火をつけるために火起こしを使います。
火起こしの上に木炭を並べます。繊維の方向に火が大きくなりやすいので、できれば、縦に並べると良いです。
木炭を入れた火起こしをガスコンロに載せます。
最近のコンロは、空焚き防止のための温度センサーが付いていて、途中で火力が落ちちゃことがありますが、ガマンガマン。
約1時間ぐらい経過すると、炎も収まってきます。
壺は熱くなっています。
2時間ぐらい経過すると、木炭の火力は弱まってきます。
壺は相変わらず熱いです。耐熱モルタルで高い保温力があるのだと思います。
実食:やったー!狙って綺麗に焼けるようになりました。
小さなサツマイモも、大きなサツマイモも、大きな差が無く焼けました。
研究はまだまだ続く(笑)
二代目の壺を作ってみたい気はあるが、まだまだ研究すべきテーマがあるので、さらに研究を続けていきます
耐熱温度計で、温度変化を記録したい。
どういう仕組みで、しっとり、甘い焼き芋になるの?
芋を釣る針金ではない方法で、焼く方法はないものか?
など
DIYした植木鉢の壺焼き芋のお話
サツマイモの収穫
サツマイモを炊飯!
植木鉢で、焼き芋のための壺をDIYしました。
DIYした焼き芋用の壺を使って、上手に焼く方法を模索しています。
吊るす針金の工夫
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