捻りあげられたほっぺた
小さい時、嘘をつくとほっぺたを思いっきり捻りあげられた。
塵も積もれば山となるって諺どおりに考えたら今までついてきたちいさい嘘で天保山ぐらいは既に出来上がってるけど、自分の思う肝心な物事とか人との関係で嘘をつく事はしたくない。
嘘は軽快に無傷に起こった出来事を避けるような印象もあるけど、嘘は一回ついたらその次も嘘を重ねな辻褄が合わんかったりするからから結局嘘ってめんどくさいし重たい。
小さい時おかんに嘘をつくと捻りあげられてヒリヒリしてたほっぺたとの思い出が今、自分が無意識に選ぶ人とか物事を気持ちよく、軽快にしてくれてるんやなと思う。
もし、ほっぺたを捻りあげられてない人生やったとしたら嘘で重たくなった人間関係とか選ぶ場所のストレスでシーシャバーとかに入り浸る煙だらけの生活になってたんやろな。
しらんけど。
朝、炊飯器の前で炊き上がりの湯気でやけどする人生でよかったぜ。