Salty Lemon
晴れ渡る空の下を
気ままに走る夏の
非日常がそこにあった
疑いもなく
ありきたりでも
お値段以上の満足感で
「夏のせい」って照れ隠し
本当は誰のせい
虹色の傘2つ
風にさらわれて
君とならどこまでも
行ける気がして
だから
待ってくれ september
レモンライムの flavor
包み込む潮風そよいで
あんなに散々文句言ってた
夏の暑さが恋しくなって
凪いだビーチの sunset
タイドプールの silhouette
止まらぬ走馬灯くぐり抜けて
もう二度と迎えることのない
夏の終わりがそこにあっただけさ
涼しい夜風がそっと
憂鬱を連れてきて
平行な世界線の
存在が怖くて
空色サイダー2つ
テラスに並べて
仕合わせの大輪の花
打ちあがって光っては消えて
いつまでも
変わらない september
ピーチオレンジの flavor
包み込む潮風酔いしれて
あんなに散々文句言ってた
夏の暑さが愛しくなって
凪いだビーチの sunset
タイドプールの silhouette
止まらぬ走馬灯くぐり抜けて
小麦色になりきれていない
肌を流れた汗はもう乾いて
夏が終わりを迎えてしまうように
モラトリアムもいつか終わるんだ
「もう少しだけ」を繰り返してよ
だから
待ってくれ september
終わらないでよ pending
ねえ次回予告なんていらないから
一番嫌いだった夏が
一番好きな季節になった
レモンライムの flavor
タイドプールの silhouette
酸っぱ塩っぱいが混ざり合ったら
あの水平線超えた先でまた
君と過ごす夏が来ればいいな
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