タイヤの山がない、、、(東北、北海道スクーターひとり旅⑤)
函館と言えば朝市
て訳で、朝の7時に行ってみました。
旅行中心配して、天気予報や熊の出没情報をメールしてくれる悦子さん。
それと6年間お世話になったガソリンスタンドの社長の家に、夕張メロンでも贈ろうかと思いまして。
夕張メロンは8月末までで終わりだそうで、無い物は仕方ない。
3軒ばかし試食をくれたけど、
「らいでんメロン」てのが甘かったなぁ。
と思ってるうちに、試食し過ぎて何が美味しいのか分からなくなってしまった。
何気なくスクーター停めた所に戻ったら、よくよく見れば
「メロン専門店川村青果」!!
そう言えばさっき試食をくれたけど、イマイチピンと来なかった。
でも店の前は邪魔かも知れないのに、スクーター停めて文句のひとつも言わない店主が気になった。
「メロン探してんだけど」
「いや、富良野の青紙のメロンが上質なんだよねぇ」
で始まって、
「息子に後を継がせるつもりで大学行かせたけど、継いでくれなかったんだよねぇ」
「最近は肝臓も悪くなっちゃったしねぇ、、、」と北海道なまり丸出しでボヤくボヤく。
スキージャンプのスマイリー原田氏が、失敗した時みたい。
なんか情が湧き始めて
「何軒か見て回ったけど、ここのが1番網目がキレイだねぇ」とか言い始めてしまって、結局悦子さんに1個と、大家族の社長の所へ3個で送ってもらう事に。
商売って人柄もポイントなんだよねぇ。
北海道なまりが移るワ、まじ。
さて早朝買い物も済ませて、ハイに成りついでに
「は〜るばる、来たぜ函館〜」とヘルメット越しに歌って店主と別れた。
静岡のヘンな奴。と思われたかな。
旅の恥はかきすてですよ\(^o^)/
ネクラ払拭のチャンスだし♪
さてフェリーの船上で教えてもらった、大沼に行ってみた。
自然の中の湖って感じだけど、静か過ぎて特別興味惹かれる事もなくて、沼越しにそびえる岩手山みたいな形の山が気になった。
広々として静かで良い景色ですね。
さすがは北海道。
途中、山形発の「日本一周旅行中」のライダーさんと長万部で記念撮影してもらいましたが、北海道はライダーが多いですね。
皆さん夏休みでもなかろうに、何の仕事してるのかな?
それとも俺と同じ失業中かな?
まさかね。
やっと噂に聞く蝦夷富士を拝みました。
富士山より大分、小ぢんまりしてます。
ここニセコでのびのびキャンプ予定!!
だったんだけど、リヤタイヤの山がない事に気付く。
駒ヶ岳だ蝦夷富士だの観たけど山が無い。
こんなド田舎でどうしよう???
室蘭市が大きな街みたいだから、ニセコはスルーして行ってみよう。
て事で洞爺湖抜けて室蘭で10軒以上問い合わせてみたけど
「在庫がないから、早くて週明けの月曜ですね」
どこもAI自動音声みたいに同じ事言うんだもん。
まだ金曜の昼過ぎだから、3日間待たなきゃなんないしょ。
「室蘭」と聞くと、やけに垢抜けて可愛かった、女子高生の失踪事件しか思い浮かばないし。
どうせ待たされるなら札幌行こ。
札幌なら観て周る所がいくつもあるでしょ。
って事で急遽札幌に向かう。
どうせ電話で問い合わせるんだから、室蘭まで行かずにニセコから電話すりゃ良かったなぁ。
でも原付き禁止の室蘭大橋って言うの?
気付かず乗ってしまったとは言え、名所のそこを爽快に走れたし、違反切符切られなかったし良しとしましょ。
で、高校野球で有名な苫小牧、空港しか思い浮かばない千歳と抜けて札幌に。
もちろん途中で電話したら、
「在庫あるから明日の朝イチでおいで」みたいな神の声
余裕綽々の札幌入りでした。
またもや1つ星ホテルを確保してから、うちの坊やおすすめの焼肉屋へ。
坊やは丁度1か月前、お盆休みに嫁さんと来て美味しかったみたい。
当然向こうは飛行機で来たんだろうけどね。
人気店は満席で1時間半待ちなので、ボンヤリ店の前で待ってるより大通り公園へ行く事にした。
雪まつりとか、札幌の代名詞になってるよね、タワーから見下ろす大通り公園は札幌の代名詞でしょ。
真下を見たらいつも通りに向こうずねがオロオロ震えた。(゜o゜;
せっかくの夜景を、ちゃんと見たのか怖くて覚えてないなぁ(-_-;)
と言う訳で気を取り直してすすき野へ戻る
「お客さん焼き過ぎだよ!生でも良い位なんだから」
良いじゃん、レアからウェルダンまで3通りに楽しんでるんだから。
ちょ、待てよ。
ここはすすき野、サントーリじゃなくてサッポロ推しだからかな。
でもすすき野のシンボル
ニッカのネオンの上にキリンビールの看板が乗ってんだよね。
複雑すぎ。
焼肉を腹八分目にして、コンビニでサンドウィッチ仕入れて大通り公園で食べてみた。
何か食べながら名所の景色楽しむのが好き\(^o^)/
せっかちな上に強迫観念に支配されてるから、ベンチへ座ってゆっくりしないとね。
せっかくだから、大通り公園を2度楽しむ。たぶん明日も。で、タイヤを気にしながら南に北に彷徨った、この日はこれで良いにして寝んねしました。
走行距離408㌔。
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