就活キャンプ（現地研修）

　待ちに待った東京での現地研修。空港の集合時間が早かったためか、飛行機が飛び立つ頃には、同じグループの子たちは爆睡してた。私は、東京に行って研修が始まる緊張と久しぶりに液晶画面がある飛行機に乗った嬉しさとで全然眠ることができなかった。

　東京について、早速1社目のエフピコに行った。就活キャンプに参加して初めて知った会社だったため、改めてどのような会社なのかとても気になっていた。初めに一昨年の就活キャンプにも参加したOGの方のお話を聞いた。OGの方も実際に参加して入社を決めたとのことだったので、私自身もこんな体験ができればいいなと思った。エフピコは、B to Bの会社であるためあまり知られていないが、生きていくために必要な食を支えており、必要不可欠な会社だと感じた。オフィスも仕切りがなく、社長室も社員と同じ空間で設置されていることにとても驚いた。私は社員同士が対等な関係でいるために必要な空間ではないかと思った。
　宿舎に帰って、疲れていたので夜ご飯を食べてすぐに寝た。でも、みんなは東京の夜を楽しんだようで、夜遅くまで楽しそうな声が廊下に響き渡っていた。

新宿のビル街

宿舎に向かう道中

　2日目は、まずタキヒヨーという衣服を扱う企業に行った。世界的にも有名なブランドに対して布を提供していたり、私たちが普段通っているショッピングセンターにも服を販売していたり、生活の身近にいることを感じた。販売のマーケティングも行われており、服を魅力的に見せるためにハンガーも工夫しており、細部までのこだわりを知れた。
　2社目は、docomoに行った。担当してくださった社員の方がみなさんOBOGの方だったので、ラフな感じで聞くことができた。基本的な情報をインプットするとともに、docomoが目指している最新の機器を体験することができた。私はVR体験をして、青森の観光をした。映像がとても綺麗で、まるで現実世界にいるかのような気持ちになった。質問タイムでは、docomoのことや今後の就活の進め方について親身になってお話を聞いてくださった。
　3社目に向かうとき、時間がなくギリギリで走りながら電車に乗り込んだ。3社目は、富士通に行った。ITに関する知識がなくても、知識を育成する制度が整っていることを感じた。また、お客様の情報を知り、分析をすることで、より質の高いものを提供できると感じた。オフィスツアーもあり、屋上から見る夕日がとても綺麗だった。また、犬と一緒に乗れるエレベーターもありとてもユニークで面白いと思った。
　2日目の夜ご飯は、グループのみんなと食べた。みんなと集まってご飯を食べるのは最初の懇親会以来だったため、更に仲良くなった状態で食べてとても楽しかった。就活のこともそれ以外のことをたくさん話してとても充実した時間になった。

タキヒヨーの会社の前で
（手に持っているのは再利用して作られた紙）

コクヨの会社の前で
（！？のポーズをみんなでした）

チームガールズ

 3日目の1社目は、IIJに行った。IIJは、高品質なものを作るために高い価格で販売していることを知った。普段の生活で、IIJの商品を買うことがないが、この仕組みがIIJというブランド力だと感じた。また、グループワークを通じて、IT業界全般のことについても知ることができ、業界分析にも繋がった。マスコットキャラクターのバリーくんが可愛かった。
　2社目は、コクヨに行った。1番いい意味でみんなの印象が変わり、行きたいと魅了された企業だと感じた。私自身文房具のイメージが強かったが、それ以外にも空間をインテリアしており、その利益の方が多いことに驚いた。また、オフィスツアーでは、コクヨの強みを存分に生かした空間が提供されており、電気の照明を変化させたり、個人のデスクを持たないなど斬新なアイディアがたくさんあると感じた。一つ一つの空間に意味があり、快適な空間が提供されていると感じた。
　いよいよ最後となる3社目は、日本航空に行った。私たちの憧れであるCAの方もいてとてもかっこよかった。日本航空は特にサステナブルに力を入れているなと感じた。飛ぶ際にいかに環境に良く運べるのかを追求していた。また、最新の飛行機にも燃料を少なくすることができ、実際に中距離間で走行している。それぞれの会議室が各国の空港の名前になっており、とても面白いなと感じた。
　東京最後の夜は、東京の大学に通っている友達と夜ご飯を新宿で食べ、金曜日ということもあり、人の多さを感じた。もうすぐ福岡に帰れるという思いもあるし、みんなと一緒の寝泊まりが終わってしまうことに寂しさを感じた。

電車移動の途中でパシャリ

　最終日は朝から様々なOBOGとの座談会が開催された。訪れた企業とはまたジャンルを違う企業の方がたくさんいて、とても参考になった。特に製薬会社の方と2回もお話をすることができ、興味を持った。他にもいわゆる大手企業の方もいて、とてもためになるお話をたくさん聞けたいい機会だった。お昼ご飯もOGOB3人の方と食べることができ、とても贅沢なお昼になった。3人の方の会話を聞いていたが、分からない単語や難しい会話で話についていくことに必死だった。それと同時にかっこいいなと尊敬の眼差しで見ていた。

OGOBの方とのお昼ご飯

　今回の現地訪問で、企業に行って初めて分かることが多いなと感じた。社風であったり、実際に働いている方の生の声を聞けることで、私がネットで調べるだけでは出てこないことを体験できた。これから本格的に就活が始まるが、今回の活動を踏まえて様々な視点から物事を捉えて進めて行きたい。

改めて、東京に行って研修したことで自分の成長に繋がった！！