【ダビスタSwitch】ノーリセ実践記録〜種牡馬別産駒の特徴「エピファネイア」編
エピファネイアは、父シンボリクリスエス、母シーザリオという超良血馬ですが、実はエピファネイアが生まれる前まで両親の繁殖成績はそれほど目立つものではありませんでした。
それまでのシンボリクリスエスの種牡馬成績は、サクセスブロッケンやストロングリターン、アルフレードがG Iを勝っています(全て1600mのレースですね)。でも、それだけ?と言う評価になってしまうと思います。期待が大きかった分厳しい見方をされてしまうのも仕方ありません。
そしてシーザリオの方は、エピファネイアが生まれる前の3年は、体質が弱く1勝で引退した馬と蹄葉炎でデビュー前に死亡、更には不受胎と散々な繁殖成績であったと言えます。
超優秀な牡馬と牝馬が、不遇の時を超えてようやく巡り合って誕生させたのがエピファネイアだったのです。
シンボリクリスエスは、自身が2000m以上の距離を主戦場としていたことから豊富なスタミナがイメージされますが、1600mのG I馬を輩出しているようにスピードも並外れたものがあり、それを遺伝する能力も兼ね備えていると言えます。
シーザリオもスピードとスタミナを兼ね備えた超一流牝馬で、父のスペシャルウイークからその両方を受け継いでいると言えます。
この両親からスピードとスタミナを受け継ぎ、2000〜3000mのG I戦線で活躍したエピファネイアですから、その産駒に期待するのは幅広い距離での適性とスピード、スタミナ、根性と三拍子揃った能力を兼ね備えたスーパーホースになってしまいます。
実際の競馬では、エピファネイア産駒はデアリンクタクト、エフフォーリア、サークルオブライフといった活躍馬がいます。
果たして、ダビスタSwitchではどのような結果になるのか?
エピファネイア(10頭)
気性Cの影響は強く、やんちゃとコメントされる産駒が40%で、大人しいよりも多くなっています。
普通成長が中心で、種牡馬が持続タイプなので早熟寄りになっているのかもしれません。
馬場適性は、ダートも重馬場もどちらかと言えば良くないです。
どの能力についてもコメントされる可能性があり、特にスピードと根性については結構期待できそうです。
やはり落ち着きの無い馬が多く、脚元は丈夫でも体質の弱い馬が多い印象です。
50%の産駒が重賞勝ち馬となっており、そこそこ悪くない状況ですが、G I勝利に届いていないのが不思議ですね。原因として考えられるのが気性難で、直線抜け出してもG前で止まってしまうレースが多いです。距離に関しては短距離から中距離まで問題なくこなしているのでそこの問題ではなさそうです。
総評としては、配合する繁殖牝馬の能力は高いに越したことはないけれど、母の能力よりも父の能力が強く遺伝するケースが多いと感じました。
父の気性難を抑えようとするとスピードの遺伝も抑えられてしまうような感じで、性格、成長タイプ、能力コメントの全てを揃える産駒を出すのはかなり難易度の高い種牡馬ですね。
実際の競馬におけるエピファネイア産駒の活躍を見ると、ダビスタ内でもかなり期待をしてしまう種牡馬ですが、安定がBということもあって大化けする可能性も少なく、結果が期待を越えることはかなり厳しいと思われます。