【キングマン】ダビスタSwitchノーリセ実践記録〜種牡馬別産駒の特徴
海外種牡馬のキングマンは、ダンチヒやグリーンデザートの血を持ったノーザンダンサー系のスピードに優れた種牡馬です。
父のインビンシブルスピリットは完全なるスプリンターで、キングマン自身は1400〜1600mの競走において8戦7勝2着1回と連帯率100%の成績で、カルティエ賞の年度代表馬にも選出された名馬です。
母方はミスタープロスペクター系で、母の母方にはリファールやミルリーフの血も含まれていて、スピードだけではなくスタミナもある血統背景を持ち合わせています。
勿論、ノーザンダンサー系なので底力にも優れた血統であると言えます。
キングマンは後方から追い込んで差し切るレースを得意としていたので、瞬発力にも優れていたのだと思います。
キングマン(16頭)
大人しい産駒の成績が上位に分布していて、逆にやんちゃな産駒の成績か中位から下位に分布しています。元気な産駒の成績は正にその中間になるというデータが見られました。
ダンチヒやグリーンデザートインブリード因子の速力には早熟因子がついてくるので、どうしても産駒は早熟や超早熟になってしまいます。その中でなんとか持続タイプになれた産駒が活躍しているといった感じです。
ダートは苦手で芝専用と考えても良いくらい。荒れた馬場は得意ですが、重馬場は得意でも苦手でも無い感じです。
スピードや根性などの能力コメントが数多く出ています。そしてスタミナやパワーもそこそこコメントされているので、能力遺伝は優秀だと思われます。
落ち着き、タフさなどのコメントについてもかなり優秀ですね。タフな産駒が総じて成績良好なのは必然なのでしょう。
一言で言って非常に優秀な種牡馬です。
種牡馬の能力パラメータが産駒に反映されやすいことがデータとなって表れています。
産駒の性格は決して大人しいばかりでなく、どんなタイプも同じくらい産まれてきますが、成績が良いのはやはり大人しい馬達です。
成長タイプがどうしても早熟中心になるので、長く活躍する馬にはならないことがキングマン産駒の弱点だと思います。
それを解消してくれるのは持続タイプになること、若しくはタフに産まれてガンガン出走して早いうちから成績を上げて行くことのいずれかでしょうね。
ダートは苦手なので、芝専用で走らせていった方が良いと思います。
スピードなどの能力コメントが出る確率はアイルハヴアナザーよりも上で、ゲーム内でも屈指のスピード遺伝能力があると見て良いでしょう。
また、半分の産駒に根性がコメントされているのも優秀で、パワーコメントが他の種牡馬よ産駒よりも多いのはキングマンの特性を忠実に反映させているからなのかもしれません。
スタミナも2割近くの産駒がコメントされており、全ての能力を高く産駒に伝えることができる種牡馬と言って過言ではありません。
距離適性も種牡馬は1400〜2000mに設定されていますが、2400mまではこなせる産駒もいてクラシックディスタンスもギリギリ大丈夫だと思われます。最も得意とするのは1600〜2000mだと思っています。
これだけ優秀な遺伝能力を持ったキングマンですが、突き抜ける怪物級の産駒が出ないのは、やはり早熟傾向の成長タイプに原因があり、どの産駒も長く活躍できないことがこの種牡馬の最大の課題となっています。
大人しくて持続タイプ、スピード・パワー・根性がコメントされて、脚元強くてタフな馬。
こんな産駒が登場するのを期待しましょう。