![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107132938/rectangle_large_type_2_9e49b77727a14498b30fe7e5627eb6c2.png?width=1200)
【シユーニ】ダビスタSwitchノーリセ実践記録〜種牡馬別産駒の特徴
ダビスタSwitchを始めて、最初の頃にセリで購入した繁殖牝馬にスカイシルビアがいました。スカイシルビアは受胎していたのですが、その父親がシユーニでした。当時、私はシユーニのことを全く知らず、名もない期待のできない海外種牡馬くらいにしか思っていませんでした。
その受胎していた仔馬(牝馬)は、やんちゃで早熟(後に持続タイプが判明)、スピードコメントが出たものの暴れるコメントも出てしまい、やはり気性に難のある競走馬となってしまいG Iを勝つことはできませんでした。それでも、重賞のチャレンジカップと新潟記念を勝ち、通算7勝、賞金3億円を稼いでくれました。
それでも、まだこの段階ではシユーニをそれほど評価するには至っておりませんでした。
シユーニはフランスで生まれ、12戦4勝とG I勝ちはひとつあるものの、大きなレースでの活躍はありませんでした。フランスの2000ギニーでロープデヴェガの9着、フォレ賞でゴルディコゥヴアの7着など、強くも無く弱くもない微妙な競走成績ですね。
種牡馬となってからは、エルヴェディア(ムーンラン・ド・ロンシャン賞)、ソツトサス(凱旋門賞)、セントマークスバリシカ(愛チャンピオンS)を出してそれなりの評価を得ているはずなんですが、突き抜けて凄い!って感じでは無いのかなと思います。
血統的にはピヴォタルから遡るノーザンダンサー系で、母方もデインヒルから遡るノーザンダンサー系と、バリバリのノーザンダンサー系です。
とにかく、この種牡馬はスピード系であることと底力がAだったので、速さと根性を産駒に伝えてくれたらイイなとその後もコツコツと配合を重ねていきました。
シユーニ(27頭)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107139671/picture_pc_387400997e08d2fb5a32c5238aca4f21.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107139678/picture_pc_273b83fbc2eaeafff905c4a4dacbed33.png?width=1200)
・大人しい(41%)
・雰囲気がある(37%)
・元気(22%)
・やんちゃ(37%)
どのタイプの性格の馬も産まれますね。目立った偏りは無さそうです。
・超早熟(11%)
・早熟(33%)
・持続(11%)
・普通(30%)
・晩成(15%)
種牡馬が早熟タイプのため、超早熟や早熟タイプの馬が産まれるのは仕方ないことなのですが、意外にも普通(持続含む)タイプや晩成タイプの馬も同じような割合で、若しくはそれ以上の割合で産まれますね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107139733/picture_pc_800d8f40ebcc2c0d4990d4ccc558fccb.png?width=1200)
馬場適性は、ダートは苦手だと言って良いでしょう。その代わり荒れた芝は得意で、重馬場も苦にしない感じです。
・スピードがある(37%)
・かなりスピードがある(7%)
・スタミナがある(4%)
・パワーがある(26%)
・根性がある(22%)
スピードコメントが発生する確率は高いです。スタミナコメントが無いのは当たり前なのですが、実はこれが産駒の成績とは全く関係ない結果になっていて、シユーニの適性距離の幅はかなり広いと言えるのです。
・落ち着き(37%)
・脚元強い(63%)
・脚元弱い(4%)
・暴れる(15%)
・体質弱い(22%)
・タフ(37%)
落ち着きがあつて、脚元強くてタフ、後でも述べますがこれがこの種牡馬の走る産駒の特徴になります。
・G I勝ち馬 9頭(37%)1000〜3200m
・重賞勝ち馬 21頭(78%)1600〜3200m
短距離よりも中距離の方が成績が良いです。また、長距離のG Iでも勝てるのはシユーニの大きな特徴になると思います。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107139833/picture_pc_de93cdb6c7945f76c6cc6be7ca3927a8.png?width=1200)
スピードコメントの発生率は37%と優秀で、しかもそれら全ての産駒がG Iや重賞レースを勝ち上がるところが秀逸です。全てのシユーニ産駒が活躍していて、牝馬は繁殖としても素晴らしい結果を残しています。
産駒の性格がやんちゃであっても、その後に暴れるコメントが発生しなければG Iを勝つレベルの活躍する馬となっています。
暴れたり体質の弱い産駒はシユーニ産駒の中でも成績は下位に分布しており、逆に落ち着きがあってタフな産駒がより上位の成績を収めている傾向が目立っています。
また、同様に早熟タイプの産駒よりも持続タイプや普通タイプの産駒の方が成績は良いことが顕著に現れています。晩成だと更にその傾向は強く、より良好な成績を収める結果になっています。
パワーや根性はそれなりにコメントされますが、スタミナは殆どコメントされません。そのためバネっ子は産まれにくいです。
但し、産駒全体の能力レベルは非常に高く、どの産駒にも期待が待てます。
持続以上の成長タイプで、スピードコメントがあって、落ち着いた脚元強くタフな馬なら最低でもG Iレースで勝ち負けできるレベルの馬になるでしょう!
・持続、普通、晩成タイプの産駒が活躍する。
・スピード能力の遺伝力が強い。
・スタミナがつきにくくバネっ子が産まれにくい。
・落ち着いて健康でタフな馬なら活躍できる。
・駄馬は殆ど産まれない。