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《活動終了まで残り3日》中長期ボランティアからの現地レポート(湯ノ岳編⑭)

 こんにちは、りょうたです。

 本日のワークも終了し、残り3日となりました。宿泊施設近くの桜も咲き始めていて、すっかり春を感じるようになりました。

 振り返ってみると、湯ノ岳での生活もあっという間。帰ったらすぐ、大学生活が帰ってきます。果たしてこの2ヶ月間でボランティアとして何か地域に貢献できたのでしょうか。

 いわきの森に親しむ会の人たちは、チェーンソーで樹を倒すことや、下草刈りをして土地を整えることを遊びととらえ、日々愉しそうに活動しています。
 ただ、それらの作業をはじめて経験する私にとってはなかなか大変なものでした。鎌を使った事もなければ、薪を割ったこともない。全くの異文化が湯ノ岳にはありました。

 湯ノ岳に入って1ヶ月ほど経った頃、なぜ、会の人たちはこれほどまで元気に活動を続けられるのかと疑問を持ちました。
 いろんな人に話を聞いたり、本を読んだりして、一つ腑に落ちるものがありました。

 それは、誰かと一緒に作業する喜びがあるということ。

 下草刈りや、病気になってしまった樹を倒す作業は決して楽なものではありませんし、樹を倒した後処理の方が大変です。ただ、その作業を一人ではなく、誰かと一緒に話しながら、楽しみながらできる。そこに喜びを見いだして活動しているのかもしれないと感じました。
 地域に対して何か貢献できたかという問いに対して、大きなことは言えません。ただ、誰かと一緒に作業する喜びの”誰か”にはなることができたと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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