命の力☆美しいビーチで、ウミガメの保護
①活動内容
・ 成体の海亀が卵を埋めるところを観察
・ビーチで海亀の足跡を探し、卵の採取
・保護区域に卵を移動させる
・生まれたばかりの子ガメを海へ放つ
・夜間の海岸で海亀の足跡探し
・ビーチでプラスチックゴミの回収
②活動に参加したメンバーや地域の人
5ヶ国13名 (オーストリア5、韓国1、フランス2、メキシコ2、日本3) 女性9名男性3名
③背景
2014年からナヤリト州リンコン デ グアヤビトスで、定期的に開催しているワークキャンプ。
ボランティアの助けを借りて、グアヤビトス生物学者チームとともにウミガメを保護を続けている。
④一番印象に残った出来事
ワークでは、卵の採取と保管、孵化した子亀の放流などを行いました。海亀は産卵した後、砂浜の奥深く卵を埋めるが、孵化する前に蛇やワニ、鳥に大半は食べられてしまうらしいです。
孵化したばかりの子亀は、手のひらほどのサイズで目もまだ開いていませんでしたが、小さい手足をパタパタと動かしていました。海水の入った桶に入れて日に当てると、皆一斉に日の当たる方へ向かっていきます。翌日の夕方、その子亀を放流しました。波から少し離れた位置から、一斉に子亀を砂浜に放ちます。小さい手足で光を頼りに海の方へ一生懸命向かい、波に飲まれて海へ入っていく姿は心を打たれました。
まだ孵化したばかりなのに、もうこんな大海原に出なければならないのかと思い、最後の一匹が海に入るまで、皆じっと見つめて見送っていました。
⑤感想
母亀が砂で卵を隠す瞬間や子亀の放流など、本当に貴重な経験をさせてもらった。食事やフリーデーを通してメキシコの文化にも触れる事が出来た。