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《活動終了まで残り5日》中長期ボランティアからの現地レポート(赤目編⑫)

皆様、こんにちは。
約3ヶ月の活動も残り少しです。

少し振り返ると、解体で始まり、解体が続き、解体で終わる?のような、解体の進捗状況を尋ねられて、報告をする事が日常になっていました。
ただ、良く考えてみればすごく稀で貴重な経験をしている事に気づきます。

以前お世話になった湯ノ岳では、何か成果を残す為に形あるものを作ろうと、散策道の階段を作り上げてきました。それがごく自然で一般的でしょう。

が、今回は形あるものを壊すのだから、無にして成果が見えない、その結果が

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見事、倒れてしまいました。

取り掛かった当初は先の見えない作業で、本気で本当に倒れるのかと疑いもありましたが、途中ワークキャンプの若者たちの手を借りつつ、目標達成です。ありがとうございました。

また、後半になって山の仕事も体験して伐木、枝払い、玉切り、集材など。

これらもまた、湯ノ岳での経験を活かす場で
、基本を忠実に安全を第一に心がけて、怪我なく業務を遂行できた事は、やはり親切、丁寧に教えて頂いた受け入れ団体の皆様のおかげです。感謝します。

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そしてもう一つ、忘れてならないのがニワトリ達です。
毎日のエサやりから集卵、鶏舎の掃除など休みの日も欠かす事ができないワークで生活の一部となっています。

この期間中に生命の誕生と死の両方に対面するにもなりました。
初めてヒヨコと出会い、それらの成長を見届ける日々と、その一方で寒さや競争に負けて死にゆく場面にも遭遇していろいろ考える。

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更には、自らの手でその生命を断つ体験もあり、我々も命あるものに生かされている。
自然と共に生きていく。
頭では理解していても、実際に体験できた事が自分の人生の財産となり、そして後世にも伝える使命をもって、これからも貪欲に生きて行こうと思えるようになりました。

長かった赤目生活も秒読みとなり、残りの期間は、一つ一つのワークの背景を振り返りながら努めます。
ありがとうございました。


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