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子どもたちに、豊かな国際交流の機会を!室戸国際ワークキャンプ現地レポ③

こんにちは!NICE関西事務局のしまです。

今回は太平洋が目前の高知県室戸で開催中の、国際ワークキャンプの様子をお届けします!

ボランティアの滞在拠点である、『国立室戸青少年自然の家』にて高知県内の小学校(2校)の子ども達に向けた1泊2日の"Kids English camp"を、2週間のワークキャンプの中で2回運営します。
高知県内の小学校の生徒たちに、学校の授業とは違った形の国際交流・異文化理解の機会を提供しようという試みで、昨年からプロジェクトがスタートしました。

11月14日(木)~15日(金)の2日間に渡って、1校目の高知県内の小学校の生徒たち(4年生21名)が参加する『国立室戸青少年自然の家』での"Kids English camp"が実施されました!
キャンプの様子を2回に渡って、紹介します。
※プライバシーの都合上、キャンプ中の写真は掲載していません※

今回は後編、キャンプの終了までの様子をお伝えします。

キャンプファイヤーで締めくくった前日の夜から一夜明け、子ども達と一緒に朝食を取った後は、子ども達が5つのチームに分かれ、メンバーが各チームに加わる形で『ミッションゲーム』に挑戦。
『国立室戸青少年自然の家』のあちこちに隠された「ミッション」を地図を片手にメンバーと協力して探し、一つ一つクリアしていくゲームです。
それぞれのミッションはあまり難しくはありませんが、各チームに外国人ボランティアメンバーがいることがポイント◎
次に向かう場所や、ミッションの内容など必要に応じて英語で伝える必要があります。学校で英語の授業を受けてはいますが、小学4年生にはハードルが高い部分もあったと思いますが、チームメンバーと協力してボランティアとコミュニケーションを取っていく様子がたくさん見られました。

「言いたいことが英語で伝わった!」
この達成感と自信は、英語にもっと触れてみたいという気持ちを高めるきっかけになるはずです。

ミッションゲームの後は、最後のアクティビティとなる『流木クラフト』。
海岸に流れ着いた流木をやすりで削りながら、自分だけの作品を作ります。
やすりを片手に流木を削りながら、お互いの流木の変化の様子を確認し合う様子からは生徒からも、ボランティアメンバーからもコミュニケーションを取ることをためらう姿は見られませんでした。
40分ほどかけてクラフト作業を終えた後は、記念の写真撮影をしてランチタイム。

ランチを食べ終えるとあっという間にお別れの時。
「またね」と「ありがとう」をそれぞれの母国語で紹介し、最後のハグと握手をして子ども達はバスへと乗り込みます。
バスが出発するまでの間、お互いに名残惜しそうに手を振る様子を通じて1泊2日という短期間ではあっても、相手を迎え入れるアイデアと準備があれば、確かな人間関係が築けることをボランティアメンバーは行動を持って示してくれました。

今回のワークキャンプの最初の大きな山場を乗り越えたメンバーの顔には、充実感がありました。

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◎1回目の"Kids English camp"を終了後、改善点などを話し合い、1泊2日の各コンテンツを見直し修正を図ること、数日。
…気づけば2回目の"Kids English camp"が明日に迫っています!

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前回よりも運営の流れの円滑さや、子ども達が日常動作の中でより英語を自然に使えるようなゲームを組み込んだりと、準備を重ねました。
試行錯誤の中で、お互いの価値観や考えがぶつかることもありますが、メンバーのアイデア力と修正力に驚かされることばかりでした。

明日からどんなキャンプが始まるのか、今から楽しみです!

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