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40代、自律神経と向き合う


突然の蕁麻疹

12月始めから、体に蕁麻疹が出た。
最初は乾燥の時期によくある背中や足の痒みだったのだが、どんどん痒みが強くなり、掻くからなのだが赤く腫れあがり、それがよく見ると斑点になっていった。ただの乾燥による痒みではない。
元々私はアレルギーをいくつか持っていて敏感肌なこともあり、早々に皮膚科を受診する事にした。
結局は病院でもらう薬が一番効く事をよく知っているからだ。

皮膚科での診断結果は以下だ。

「乾燥により肌が敏感になり、掻いた事もあって悪化した」

要は乾燥が原因だと言うのだ。

蕁麻疹ってそんな簡単になるものか?
と思うかもしれないが、結論から言うとなります。
私自身が以前にもこういった症状が出た事があるのと、ネットで調べた限りなのだが、乾燥はまず肌のバリアが一層剥がれる状態になる。
その防御力の落ちた状態で刺激を受けると、免疫システムのヒスタミンが体内に放出され、腫れや赤みを引き起こすのが蕁麻疹です。
この「刺激」というのが、細菌や食べ物、花粉や寒さなどに加え「ストレス」というのがあるのである。

ストレスによる体調不良

実は私は11月の始めに引っ越しをしていまして、新しい環境に慣れるのに慌ただしくしていた、というのがまず一つあります。
それに加え、仕事の原稿が一つ行き詰っていた。
ありがたい事に今は仕事が一年以上先まで埋まっており、つまり何が言いたいかと言うと、一つ遅れると後に控えている仕事に使える時間が削られていくのだ。
かと言って、後の仕事を優先するわけにもいかない。でも書けない。
そのジレンマで、とりあえずはPCの前に座りうんうんと唸る日々。
その際に犠牲になるのは睡眠時間と食事だ。
書けなくても起きていられる限りは起きていた。
食事に関しては、一人暮らしになったら適度にサボろうと宅食を導入していたので、栄養分は問題なかったのです。
しかし心が疲弊した。

生活リズムの大切さ

要は『普通の生活』というものから逸脱すると、ストレスが溜まるのだ。
私自身、元々は料理が嫌いではなかった事もあり、スーパーなどに行って「何を作ろう?」と買い物をしたり、作ったりする行為も知らずとストレス解消に繋がっていた様だ。
そして外出しなかったのがまずかった。
よく言われているが、外に出て太陽の光を浴びるという行為は人類には必要なのだ。
それをしないで引きこもり、好きでもないご飯を食べ、睡眠時間を削り追い詰められ続ける。そんなもの体調を崩して当然である。いや、宅食自体は美味しいんだけどね。

しかも体調の崩し方が『体がだるい』や『熱が出た』などではなく、『蕁麻疹』だから始末が悪い。
何と言っても、痒いのだ。
痒いとどうなるか?
集中が出来ない。
座って仕事をしていても、椅子に面している腿裏に熱が溜まり、痒みが増幅してしまうのだ。立って仕事もできない。
なるべく熱がこもらない様に、冬だと言うのにかなり薄着で過ごして湯船に浸かるのも我慢する日々。(体温が上がると痒くなる)
一番困るのは、寝る時だ。
布団に入って暖かくして、眠るだけの行為。意識が他にいかない分、痒みばかりを考えて余計に痒くなる。
三日くらいまともに眠れなかった。


睡眠と外出の大事さ

再び皮膚科に行き、飲み薬でのステロイド剤も出してもらい、ようやく眠れるようになった。
睡眠って本当に大事ですね。
眠れるようになってからは、ぐんと良くなりました。
そうは言ってもまだまだあちこち痒く、炎症を起こしているから地味に微熱もある。そして長時間椅子に座る事が出来ない日々。
取引先に頭を下げ、仕事を一つ延期してもらいました。
無理をしてどうにかなるのは、若い頃だけの特権だったのだと思い知った。
とにかく、蕁麻疹は根性だけでは耐えられないので、予防するしかなくなった。


自律神経と向き合う

予防するにあたって、色々とネットで調べたり皮膚科の先生に聞いてみた所、やはり出てくるのは”自律神経”という言葉。
ここが乱れると体がSOS信号を出してしまう。
私の場合、それが蕁麻疹という形で出てくる可能性が高いという事だ。
やはり大事なのは
・栄養バランス
・適度な運動
・十分な睡眠
であった。全人類が知ってるやつ。
あとは生活リズムも大事な様だと分かったので、なるべく決まった時間に睡眠、食事を取る事。それからなるべく外出する事。
当たり前の事だか、以上を気を付けて健康な〆切優良作家になる事が、2025年の目標だ。



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